きゃっと・ふぃすと

2007/4/22 日曜日

天元突破グランガラン始まりました

Filed under: アニメ感想 — もりやん @ 9:04:12

 何これ。

 3話までと全く別物。作画以前にコンテが酷い。コンテ以前に脚本が酷い。そもそも根本的にセンス違ってねえ?

当たり前のことを書こうと思う

 落ち着いた。

 まず確認しなきゃいけないのは、作画が崩壊していないこと。もちろん作風にマッチしていないのは事実として。
 また、変化をつけるタイミングとしていかにも拙かったことは指摘しておきたい。シリーズ構成の中島氏が脚本を担当し、ド真ん中のコースでテンションだけを上げてきた1~3話の後にこれはあまりにショックがきつすぎる。新キャラ投入と被ったのも当然に拙い。説明するまでもない。こういう遊びは作品が安定してからやるべきだった。

 では、作画のクォリティ自体は高いものと言えるのか?
 顔が全然似てない、という問題はひとまず棚上げするとしても、そうした発生する諸問題を埋め合わせるほど素晴らしい作画だったとは、俺は言わない。言えない。リーロンだけは元通りだったよね、では何の慰めにもならない。むしろそれが作画崩壊感を助長している。
 特訓シーンは動きだけ見ればコミカルで面白いシーンだったといえるが、シモンが突然ラガンになってしまうような基本的かつ致命的なミスを犯しているようでは評価に値しない。誰かツッコめよ。合体バンク周辺のグレンラガンの動きは、クォリティこそ高いものの、やはりノリが違いすぎて明らかに浮いている。ごく個人的な感想を述べるなら、合体シーンでは噴きたいのでもっとタメが欲しかった、というところ。
 そもそも作画を云々するにはコンテが、なんというか、演出意図がわからない。率直に言って、わかりにくい。それでいて、とりわけ面白くもない。グレンラガンと敵ガンメンの力比べのシーンなど、観ながら疑問符が止まらなかった。

 何より脚本が拙い。カミナがただの馬鹿にしか見えない、というのは、それだけで批判しようとは俺は思わない。カッコいいときとのギャップを見せる演出とすれば、ギャグ回としては合理性がある。むしろそこでツッコミ役になるべきヨーコの存在がほとんど消えているのが問題で、ヨーコはカミナが気になってたんちゃうんかい、というツッコミに対しては一切のフォローをしかねる。
 気合と根性を動力にしているはずのグレンラガンが空腹で止まるに至っては言葉もない。ギャグとしてはタイミングが悪すぎるし、シモンとカミナの緊張感のなさを笑うには3人娘の危機的状況が無視できない。要するに繋ぎが悪く、展開が唐突で状況がつかみにくく、そもそもストーリーが面白くなく、率直に言って下手だ。
 もっとも、今回作監の小林氏が脚本を弄ったらしく、脚本家の技量不足というより単純な作業不備……なお悪いような気がするが、そのように捉えられないこともない。が、脚本山口氏はGONZO所属であり、個人的な視聴経験からしてこの酷い出来も当然の感がある。GONZOならありうると。

 総じて、3話までの内容に思い入れを抱いていた視聴者に違和感を持たれるのは当然であり、かつ、わざわざフォローしなきゃならんほど立派な出来ともいいかねる。ただし、安直に作画崩壊を叫ぶのだけは違うと、アニヲタの端くれとして感じる。

 ちなみに、小林氏は正式にローテーションに組み込まれているとの情報があるが、まあ、マジ勘弁してください。俺はロボットアニメが観たい。男前な兄貴が観たい。ヨーコのデカっ尻も観たい。
 仕方がないので、グレンラガンとグランガランを交互に観るつもりで、心が折れるまで追いかける所存であるが。

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