維月がピストルを!ひなたんがトンファーを!ぶちょさんとかいちょさんが竜虎の争いを!
……はて、1人忘れてる気がするようなしないような。
それはそうと、絵も絵柄に慣れればけっこういけますね。元々レベル自体は高いですし。体験版やってからにわかに気になり始めた『FOLKLORE JAM』。オカルト・伝奇ネタが好きなのもありますが、なにより重要なのはこれがかっこいいエロゲーたりうるということです。
日本にエロゲーは多々あれど、かっこいい――すなわち、高い演出センス・デザインセンスに基づいて製作されたエロゲーは数えるほどしかありません。ちょっとダサいところに目をつぶれば面白い、というのが、多くの作品に当てはまる評価ではないでしょうか?かっこいい作品をコンスタントに出せているメーカーは僕の知る限りではニトロプラスくらいです。白詰とか月姫とか、あと朱とか(この辺は全部続きが出てませんな)は割といい感じだし、陵辱ゲーにもそこそこいいのあるんですが。
僕は常々、絵や、シナリオや、ネタで売る作品ではなく、その統一的センスの洗練の度においてアピールせんとするエロゲーを1本くらいやってみたいと思っていました。そういう素地はあると思ったからです。というか、仮にもゲームであって、視覚聴覚に加えて物語内容に操作系という多くの要素を持つ総合芸術たるものなれば、それらをまとめるセンスが必要とされるのは当然でしょう。『FOLKLORE JAM』はそれに最も近い作品かもしれません。
ピチポルOPムービー、延々ループで聴いてます。この曲いいわー。
というわけで、突発企画:お気に入り(?)のエロゲムービー紹介いってみよう。
◆PIZZCATO POLKA
歌がおしゃれ。映像も基本的にそこそこの出来だし。彗星はかなりいい。
◆Kissing!
歌と映像の調和という点では白眉。非常に完成度が高い。
◆CANNONBALL
曲(歌ナシ)がかっこいい。意外と映像は大したことないんだけど…。台詞メインバージョンもよい。
◆ぼくのなつあそび
2通りあり。基本的には歌も歌詞も素晴らしいぼくなつバージョンのほうが出来がいいが、飽きてきたころにあのなつバージョン混ぜるとなんかそれだけで泣けそう。
◆Lost Child
超かっけー。
◆リーチっっ! フルティルト・ブギー
こーゆーのセンス感じちゃうなぁ。しびれる。つか喋ってんの誰?もうゾクゾクきちゃうんですけど。
◆CROSS†CHANNEL
大嘘つきだーと罵った覚えがありますが、出来自体は曲も映像もいいんですよ。特に映像。
◆プレゼンス
歌も映像も一級品のクォリティなのに、女の子が出てくるとやっすいギャルゲ風味に早変わり。
◆FAKE
unrealtyも悪くはないんだけど、やっぱunforgivenかな。
◆朱
なんつっても歌がよすぎ。映像は微妙だけど。
◆みずいろ
同上。映像はかーなりアレだけど。
◆魔女っ娘 ア・ラ・モード
モモーイの歌と堅実な映像がよくマッチしております。
◆Ripple
I'veマンセー。 いや、いいと思いますよ。
◆ぱすてるキッチン
なぜだ……Bメロはいいのに、なぜほかはてんで駄目なんだ…。
◆みこみこナース
これは外しちゃいけないっしょ。気付くと何十ループもしている恐るべき中毒性。
けっこう出ましたね。多すぎるからリンクはなし。めんどい。
ここにひょっとすると大番長とか、製品版のみで販促用じゃないのも入れるなら天使とかデモンベインとか。
…もう20ループくらいしてきます。
ずいぶん前にインターハートのメール会員入会願いを出したんですよ。それから全く音沙汰がなかったんでどうしたことやらと思ってたんですが、今日メルマガが届きました。
で、なんでインターハート製品1つも持ってないのに入会かといいますと、単に魔刻外伝が読みたかっただけなわけですが。今日になってようやく第一章の第一話が読めた次第です。
というわけで、感想なんですが…ひとまずはむちむち。もうむちむち。テキストによるむちむち描写はもとより、絵のほうもいい感じにやーらかそうで一層そんな印象を強くします。くノ一がないすばでぃなのは世界の真理なんでしょうか。ただ、より一般的なくノ一モノと異なるのはヒロインが童顔だということでしょう。これすなわち、くノ一属性に付随して設定される使命感、生真面目さ、自己犠牲といったものが彼女に適用されないことのわかりやすいあらわれでしょう。まだ序盤も序盤なんでなにが言えるわけでもないですが、ひとまず楽しみにしておこう…というところでひとつ。
FOLKLORE JAMのOPテーマ『チェリーレッドのピストル』。一時HERMITのサイトで期間限定公開されてたんですが、そのときには無視モードだったので落としてませんでした。それが、なぜか一昨日からGAMELEX GSのほうにアップされてるのに気付きまして、さっそく聴いてみました。ちなみに歌は佐藤裕美姐さん。
これが、正直微妙です。購入に弾み付けるつもりで聴いたのにかえって買う気が削がれてるし。むー、あれだけかっこいいものを作れるメーカーがなんでこんな歌採用しちゃったのかなぁ。ビジュアルもシナリオもセンス感じるのに、つかBGMはけっこうよかったのに、なんで主題歌がコレかね。裕美姐さんにも合ってない気がするし…。
いや、決して悪くはないし、ちゃんとかっこいいんですよ?ただ、ほかの部分に比べると見劣りすると。これで満足できないのは体験版がよかったからこそ。それに、かっこいいゲーは隙を見せてはならないというのは、先日書いた通りです。これがFOLKLORE JAMでさえなければ見逃すところなんですが、この作品に限ってはこだわって欲しかった。どこにも目をつぶらなくていい作品を作って欲しかったんですよ。
うーむ。注目度は高いのに、どうにも一歩踏み込む勇気がわかない。
なぜか、いまさら『Candy Toys』の体験版をやってるんですが、けっこう…いやさ、地雷覚悟でしたが、かなり面白いです。
とりあえずヘタレで外道な主人公には耐性があるんで問題なし。むしろ、変に優しい典型的エロゲ主人公よりはよっぽど好きです。童貞だったり早漏だったりして、結局のところ奴隷のはずのかなたと同レベルなところなんかかなりいい感じ。確かに食べごろの女の子が箱詰めされて届けられたらこーなるよなーと妙に生々しいシンパシーが。
このかなたがかぁいーんだまた。頭は悪いけど優しい両親に育てられて非常にいい娘という、僕の萌えベクトルから明確に外れるタイプなんですが、(むしろ頭はいいけど素直じゃなくてひねくれてるほうが好き。)でもかぁいい。犬っこい。なんちゅーか、首輪着けて飼いたい。おばあちゃんの知恵袋的知識に長けてるのもなんかかぁいい。必死にメモ取ってる姿がたまらなく萌える。
そして、夜となれば…いや、実は昼でも夕方でもお構いなしですが、とにかく調教パートとなるわけですが、これがまたなかなかいいです。調教ゲーというと、大体主人公が百戦錬磨だったり強引グマイウェイだったりで一方的なプレイになりがちなんですが、これの場合主人公が弱っちいのと女の子の適応力が高いのとで、結果的に立場の差がそれほどなく、2人でステップアップしていく過程が楽しめます。そこそこエロく、かつ女の子の性格描写の役目も果たしており、抜きにも萌えにも使えるのがうれしい親切設計。
でね、これだけかなた萌えしといてなんなんだけど、第一志望レニーなんだわ。なかなか出てこないんだけどねレニー。かなたが犬ならレニーは猫イメージで、犬より猫派の僕としては気になっちゃうわけです。CV北都南だし。あのサンプルボイス聞いたら期待もするだろーよ!
そんな感じで、管理人脳内における購入希望番付・抜きゲー版にランクインを果たしたCandy Toys。まとまった金が入ってくるときにどんな位置にいるやら。
自称清純派見てたら、Fate/stay night体験版あるっていうじゃないですか。あわてて公式サイトチェックしたら、まあ予想通りテックジャイアンだと。
久方ぶりの奈須テキスト。もう体験版は出ないもんだと思ってた。セイバーは普通にかわいい。でも凛はもっとかわいい。テックジャイアンに載ってた凛の夜景バック一枚絵はえれぇ美しい。グラフィックが月姫と比較にならん。特に武器とかのアイテム。パートナーって言葉はそれだけで燃える。みんなセイバー最強って安易に書くけどセイバーは最優で最強はバーサーカーってとこ履き違えんなバーロー。凛はマジでかわいい。死ぬ。萌え死ぬ予感がする。秋葉よりアルクのが萌えるけど、セイバーより凛が萌えそう。セイバーもいいけどさ。つか百合!百合!百合!百合!ほんまかいな。今回武内サンはすげぇ頑張ってるっぽい。いつものことながら奈須&武内コンビのインタビューは2人の信頼関係と相補関係が垣間見えて読んでて嬉しくなる。そもそも全編ほとんどバトルってどんなんだよ。シナリオ奈須氏だぞ?燃え尽きるじゃねーか。俺が月姫のバトルでどんだけ燃えたか。あれより熱いって?つか公式に月姫超え宣言スか。月姫を、超えただと。それはいかなる世界なのか。わからねぇ。それはわからねぇ。月姫より面白いというのか。あの、月姫より。運と実力とその他諸々ががっちり噛み合って生まれた奇蹟・月姫を、TYPE-MOONが乗り越えるべき最強の壁を、一合目から打ち破ったと、そう言うのか。期待していいんだな?月姫で終わるヤツらじゃなかったと、そう信じていいんだな?ならば俺がすべきことは体験版をやり、予約開始を待つことだけだ。
そんなわけで、ようやく準備を終えたのでこれからやります。明日の日記はFate感想になる予定。