隔日更新になっているのは、2日に一度はアセリアで夜を明かしてしまっているからなんですが。＜挨拶
現在、超スローペースながらも現在第4章。で、先の第3章では某2人組の来訪者が登場しておりまして、つまるところ
という状態だったわけですが！
かっこいい、かっこいいよお前！大統領との奇妙な友情もかっこいいよ！そうだ、決して得られないものでも、それでも求めずにはいられないだろう？
そんな感じでストーリーもマイナス方向に熱い『永遠のアセリア』ですが、いざ現物のシナリオを見てみると、必ずしも手放しで賞賛できない出来なんですな。原因もわかりきってて、要は説明不足なんですよ。
コンシューマゲーム…というか、RPG、SLG、ATG（アクションの略ってこれで合ってるのかしらん？）などのいわゆる「ゲーム」のシナリオは、AVGのような、まんま小説として発行できそうなものでは当然ありません。RPGのシナリオなんか見ると、芝居の台本のように書かれていますし。背景に確かなストーリーはあるにしても、その細部を語るのは「ゲーム部分」の役割であって、文章で説明すべきものではないですからね。というか、ゲーム部分が売り物なんだから当たり前ですけど。
で、件の『アセリア』、かなり純粋なSLGに近い代物です。故に、普通の「ギャルゲー」に満載されている萌えシチュエーションや心情描写―具体的に言えばヒロインとの会話―が欠落しています。それでいてシナリオの内容には多分にヒロインとの絡みを含むわけで、やや唐突感があります。どうも、シナリオを書く際にファイアーエムブレムなんかを参考にしたフシがあるように思うんですが、さすがにFEでは女の子とデートしたりケンカしたりエッチしたりはしませんし。コンシューマゲーとエロゲーの中間くらいのものを目指した、というインタビューを見た覚えがありますが、うーん…これだとエロゲー部分が中途半端かもなぁ。今日子＆光陰とのバトルのあたりは、せっかくの盛り上げ（下げ？）所なんだから、もっとねちっこく鬱々に書いて欲しかった。これならストーリーの部品だけ与えられて自分で色々妄想してるときのほうが鬱になれましたよ。スピリットの館でのシーンなんか実によく書けてるんですが、いかんせん量が足りない。もっと、もっとマナエスペリアたんを！つか、エスペリア狙いでいってたのにアセリアとヤっちゃったのは仕様ですか？（もはや本題と関係ありません）
まあ、コンシューマ移植できそうなSLGの出来を見れば自然と愚痴る口もすぼむというものですが、そりゃエロゲーマーとしてはどうよ？という気もするわけで…。大ハマりしてはいても、なんだかなぁ、という感じです。
いわゆるひとつの楽隊屋である管理人は、今日がいわゆるひとつのリハーサルというやつだったのですよ。
そんなとき、東北地方は初雪を観測。寒。ゲンがいいのか悪いのか。
で、リハとはいっても出ずっぱりではないので、空いた時間でアセリアの攻略記事なんか考えてたんですが、もうけっこう詳細な攻略サイトが出回ってる中、果たしてどれほど意味があるやと自問。面白そうだからやっとけと自答。
そういうわけで、近日中にアップ予定かも。
なんだかんだとクリアしちまいましたよ、永遠のアセリア。
あー、いい話でしたよ？ちびっと泣きましたよ？でもさぁ、こういうのを求めてたわけじゃないんだよなぁ。
一番納得いかないのは、あまりに綺麗すぎること。せっかくこれだけの舞台を、まさしくあつらえたんだから、もちっとやりようがあったでしょ。足りない。もっとドロドロにもつれまくる感情を見せてよ。そんな話は、まだエロゲーじゃなくても書けるはずさ。エロゲーのエロゲーたる価値は、なんもHだけじゃない。エロゲーじゃなきゃ書けない
以前、デモンベインのコンシューマ志向性について書きましたが、デモンベインが偉いのは（あるいは不幸なのは）あくまでも「エロゲー」的な約束事を違えていないことです。それはヌケるとか全CG中そーゆーのが何枚とかいうミクロな話じゃなくて、エロゲーユーザーが期待しているものを提供しているかというマクロな話で。それゆえにエロゲーという小さすぎたゆりかごを離れたデモンベインがどうなるのか興味はありますが、それは今はどうでもいい。問題は、アセリアがどうもその約束事を違えているっぽいということです。
決してシナリオの出来が悪いわけではありませんし（割と寝食忘れてやってましたしね）、どこが気に入らんのだと聞かれたら返答に困るところでもあるんですが……なーんか期待してたのと違うんだよなー。
…で、まあ、即2周目スタートしたわけですが。アセリアエンドなんざ狙ってねぇんだよ！っと？Hard出現。お、クリアデータ使用時はAVGモード時のmind変化が表示されるのか…つか変化してたのか。で、あれやこれやで再びファンタズマゴリアへ…て…え？ な ん で い き な り 音 声 も 字 幕 も 日 本 語 な の ？ざけんなー！俺はエスペリアの聖ヨト語癒しトークだけを糧に序盤戦を乗り切ったんだぞ？それを
……あ、なんか、全然オッケーかも。
あと、メイン声優陣が豪華なのはわかってましたが、おもっきしチョイ役のニムントール役が茶谷やすら嬢（ひなたの中の人）だったりしてビビりました。
次はHardでやろうかとも思ったんですが、イービルルートでいっぺんNormalをやってみることにしました。フレンジーⅡとかが入ったらどうなるものかと思いまして。しかしインスパイアが使えないのは意外ときつい。一応マインドが25以上なら使えるわけですが、ムリムリ。悠人の場合、マインド上限がある場合は上限30ですしね。そんな針の穴を通すかのごときコントロールなんかできないって。
しかし、やっぱりめんどくせぇなぁ。エンディングが何個あるか知りませんが、これを何度もやるのはちょっとねぇ。まぁデータ引き継いでNormalでやればラクはラクですが、そうすると本当に戦闘が作業化してかえってつらいんですよねぇ。ありえないとは思っても戦闘スキップ機能が欲しくなる今日この頃。あとはあれだな、移動の簡略化。目的地指定してそこまでオート移動とか欲しかった。まぁ全然無理でしょうけど。
最近ようやくプロバイダの無料サーバが安定してきたので、年明けあたり現在の有料スペースから移転すると思います。ついでに改装も。改装後フォーマット」に合わせて書いてるレビューがいくつかあるので、正月に上げられたらいいなぁ。
■年末商戦
今週末、『PIZZICATO POLKA』『ねこねこファンディスク２』『ライアー大戦じゃんまげどん』『レベルジャスティス』と発売されます。来週末には『大番長』『片翼の天使』『銀の蛇 黒の月』と出ます。さらにその次の終末には『新・御神楽少女探偵団』『沙耶の唄』が来ます。
もうね、アホかと。付いて行けるかと。遡れば、先月末には11/28戦線があったわけですよ。ムリムリ。死ぬ。
9月あたりから思ってたんですが、今年ってエロゲえらく豊作じゃないですか？で、試しにリストアップしてみたんですよ。色々。
■やって、こりゃすげぇと自信持って言えるやつ
『斬魔大聖デモンベイン』『CROSS†CHANNEL』『天使のいない12月』『永遠のアセリア』
■世間の反応見る限りすごそうなやつ
『マブラヴ』『SNOW』『Routes』『妻みぐい２』『朱-Aka-』『姉ちゃんとしようよっ！』『SEXYビーチ２』『セイレムの魔女達』『Kissing!』『月は東に日は西に～Operation Sanctuary～』『Clover Hearts』（『BALDR FORCE EXE』）
■事前情報見た感じ、個人的にはいけるんじゃないかというやつ
『CANNON BALL』『こころナビ』『こもれびに揺れる魂のこえ』『MapleColors』『今宵も召しませ（はぁと）アリステイル』『NaturalAnotherOne』『Ricotte ～アルペンブルの歌姫～』『めぐり、ひとひら。』『FOLKLORE JAM』『夏色☆こみゅにけ～しょん♪』（『終末の過ごし方DVD』）
な感じ？世間的なヒットの基準がよくわかんないし、明確に主観が入ってますけど、大体大物は入ってるかと。
単に基準が甘いだけじゃないかとか、去年もこれくらいはあったんじゃないかと思って去年1月までの全発売作リスト調べてみたんですが、やっぱ多いですよ、ええ。少なくとも上2カテゴリはほとんど異論出ないと思いますし。こうなるとやっぱり『Fate/stay night』『リアライズ』『Qualtett!』が間に合わなかったのが惜しい。現象的な大ヒットがない代わりにコンスタントに良作が出る、稀な豊作年だったんじゃないでしょうか。そう、だって…これが偶発的な当たりじゃなくて業界全体の上昇軌道に乗った結果だとしたら（あるいは、この辺のラインナップが良作でもなんでもなく、この程度は当然の出来だとしたら）、
来年はもっともっと、面白くなるってことじゃないですか。
とりあえず、フェイト予約完了。