12/9(Tue):やはり人外ロリっ娘はいい

 最近、『るくるく』が密かにブーム。

 もーとにかくるく・・がかーいい。なにしててもかーいい。七輪の上に味噌汁の鍋を置いてても、フレイルで手下を折檻してても、初めて聴く音楽に感動してても、旗持って座ってても、回覧板回し・・てても、レコード回し・・てても、縄文人式してても、やっぱり七輪で味噌汁沸かしててもかーいい。なにしててもかーいい。それでいてコメディも(ごく微量の)シリアスも織り交ぜた多重砲火で攻めてくるもんだからもうたまりません。良く言えばどこを読んでも楽しい、悪く言えばダイナミズムに欠けるという所ですが、このまったり感はなかなかクセになります。そこに絶妙なアクセントを加えるブブが個人的フェイバリット。こういうイイやつだけどイイ性格っていうキャラは大変好みです。ま、悪魔だしね。

 こういう一話完結ギャグ漫画の常として、長引くにつれてキャラが増えて切れ味が鈍っていくのが残念ですが……あるいは、3巻以降でなにか展開があるのやも。

12/10(Wed):これで綾波えちぃがあれば完璧じゃね?

 エヴァ2がなんかよさげじゃないですか。

 といっても、エヴァと言われて思い浮かぶ映像はなんか喰い散らかしてる初号機と「おめでとう」「おめでとう」だけでして、丸っきり素人なわけですが。

 しかし、システム自体は安心のアルファ印ですからね。AIはガンパレよりさらに進化しているようです。加持に相談を持ちかけられるなんてのは、ガンパレにはなかった可能性を示唆しています。いわば瀬戸口に悩みを打ち明けられるようなもんでしょう。戦闘に関しても、自機で撃破という暗黙の縛りがないのは嬉しいところです。ガンパレでは自機撃墜数が増えると何かといいことがあるので、味方機の妨害をしてでも…という発想になりがちでしたし。それに、なんつっても綾波は萌えですし。

 DengekiGAMESの芝村氏のインタビューを読みましたが、なかなか興味深い。にゃるほど、ガンパレのNPCの行動から、どうしても違和感が拭い切れなかったのはそういうわけだったのか。これからのゲームは多人数同時プレイかAIか、あるいは映画かの三極分化するかもしれないねー。(すなわち、フラグ管理で対応しきれないシナリオの複雑化に対するスタンスの違いということなのだけれど。丸投げ、別アプローチ、放棄という。)純然たる操作感・バランスで売るアナクロちっくなゲームは少なくなるんじゃないかなぁ。永遠のアセリアやってて、バランス調整というものがいかに重要で、強力かということを再認識した僕としては、そういうアナクロちっくなゲームの芽も絶やさず育てて欲しいなと思うわけです。

 んー?待てよ。ひょっとして、そういうアナクロちっくなゲームを作るのにエロゲーほど適したフィールドはないんじゃないか?あくまでもキャラクターとストーリーと設定を売りにするわけだから、システムはそう大仰なものは作る必要がないし、作れない。それでいてゲーム部分もきっちりということになれば、自然そのキャパシティの中で工夫するしかないと。その上、売れ筋を外す選択が許容されうる懐の深さと空気のヌルさがあるわけで、考えてみれば大悪司だのアセリアだのが出てきたのは当然といえば当然なのかも。

12/14(Sun):色々終わりました

 ようやっと重圧から開放された本日12月14日は大空寺あゆ様の誕生日であるようです。

 「うんこ」などという言葉を作中で数え切れないほど口にするエロゲーのヒロインを、僕は他に知りません。あと、口癖が「うぐぅ」とか「そんな事言う人、嫌いです」とかじゃなく「うがぁぁぁぁぁ!」「おまえなんか、ネコのうんこ踏めっ!」というのも割と前代未聞だと思います。
 そんなお下品極まるあゆ様ですが、その小気味よい毒舌と痛快な行動、さらには期待を裏切らない乙女ぶりで管理人の君望キャラクターランキング第1位の座に輝かれておられます。

 あ、ここから下はネタバレめですので。

 さて、僕の持論の一つに「君望のサブヒロインはあゆ様以外要らん」というのがあります。というのも、そもそも君望のテーマであるところのドロドロの人間関係って遙・水月・茜に慎二加えたら完成してるわけじゃないですか。本来なら、ここに更に女の子突っ込むのは蛇足以外の何物でもないんです。実際天川さんルートなんて凄く泣けるけど全くただの浮気でしょ。すでに完成してる人間関係に絡めることもできないから、なんだか無理矢理な展開にならざるを得ないわけです。

 じゃあ、そこにあえてもう一人を加える意味はといったら、過去との(そして、その結果である人間関係との)決別しかないんですよ。逆説的ではあるけれど。そういう点では、全く別の道としてあゆ様を入れるのはアリだなと。

 そう考えると、あゆ様は状況のお膳立てという制約も受けず、かつ物語上意味のあるポジションを確保している、大変おいしいキャラクターなわけです。
 ……これで萌えないはずがない。

 ……多分。

 あと、金髪ツインテールの他キャラの誰にも似てないのもけっこう偉大な気がします。

12/16(Tue):アカルイミライ

 やってみたわけですが。

 これが、予想以上のCROSS†CHANNELぶりで驚きました。主人公は微妙に太一入ってるし、突然ブラックモード突入するときの間もそんな感じだし、語り口がロミオっぽい。そもそもまた時間ネタ(しかも、本来知りえない情報を自分だけが知っている強みを生かしてうんぬんかんぬんというのも。まあ、時間ネタッつったら当然そうなるのかもしれませんが)ですし。さすがに絵から声からシナリオから一段レベルが落ちるのは致し方ないところですが、それでも予想以上、普通に面白いです。逆にエロがいまさんな気はしますが。絵と声がなー。なんかがちゅみり聞いてると児玉さとみ声で抜けない体になりますしね。

 で、今更ながらFlyingShineの過去作品当たってみたんですが、なかなかよさげです。有名ライター荒川工作品はもとより、ミステリ系もなかなか。ナビキノカジツとかこのちゃとかぼふとかやってみたいなぁ。CROSS†CHANNELで自社ブランドデビューだったから心機一転ブランニューだったのかと思いきや、案外あんなんが作風だったのやも。

日記ログインデックスへ

全体インデックス