3/18(Tue)

■どうも最近はツイてる

 あのときぢょしちゅうがくせぇが卒業記念のプレゼントをくれました。イエッヒー!

 さっそく開封してみます。がさごそ。

 

 

 

 あ、目覚まし時計だ

 

 

 

台座付き。イエッヒー!

 

 

 

 

 いいじゃない。

 

 ん、待てよ…時計?

 

 

 あ

 

 

そう言えばこんなん買ったっけ。

 

 

 4000円くらいだったかな。

 

 新居には目覚ましが二機。

3/20(Thu)

■イラク開戦

 どこもかしこもこの話題ですが、しかたないでしょう。戦争はいつも理不尽なものですが、これほど意義の見えない戦争もそうはありますまい。

 アメリカは最後の最後にフセイン氏の亡命要求なんか出してみてましたが、フセイン氏にしてみれば亡命なぞをする理由がない。朝日でも書かれていましたが、氏にしてみれば権力の座を退くことはそのまま死に等しいでしょう。アメリカに戦争回避の意志がなかったのは明白です。

 支持率100%の政権がまともでないのは、フランスを含む世界中の誰もが認めるところ。とはいえ、イラクの民衆を救うためと素直に納得できようはずもありません。

 何が不幸かって、結局フセイン氏も、英米も、仏独も、誰もイラクの普通のひとたちを思ってはいないんですよね。

 わが国の首相も、最後まで納得いく説明をしてはくれませんでした。アメリカ支持が常識的な判断なのは分かります。しかし、我々日本の国民にとっては日米同盟と戦争支持が感情的に繋がらないのもまた事実。言葉は政治家の武器ではなかったでしょうか。ブッシュ大統領は嫌いですが、仮にも世論を説得しようとしている点でウチの首相に勝る。もし今後イラク出身の友人ができて、なぜあのとき日本はアメリカを支持したのかと問われたら僕はなんて答えればいいんでしょうか。

 国連の権威だの米欧の同盟だのの危機については難しいから書きません。ただ、バグダッドの人々が、一刻も早く僕らと同じように毎日のほほんと暮らせるようになることを祈ります。

 

 

■人間の盾

 ついに空爆が始まり、イラク国内の生活インフラ施設に留まるHuman Shieldsメンバーにも危険が迫っています。

 正直に言って僕はこの運動には賛同できません。無駄死にどころか、イラク側のプロパガンダに利用されたり、家族を悲しませるだけに終わる可能性も充分ありえると思うからです。

 しかし、テレビでも何度も放映された、日本から参加している高校教諭のコメントは僕の気分に極めて近いものがありました。

 すなわち、「自分の生徒と同じくらいの歳の子供が死ぬ。普通のおっさん、おばさんが死ぬ。いやです」と。

 こうなればもはや戦火が収まるまで出国は不可能でしょう。全員の生還を望みます。

3/21(Fri)

 1日遅れですが、とうとう出ましたね、アレ。シスプリ2。(あと まじかるトワラー・エンジェルラビィ☆ も。)

 そんなわけで、ネタが続く限りシスプリについて語ってみようと思うわけさ。

 

 

 そもそも、管理人とシスプリとの馴れ初めはTVアニメ第1期でした。

 当時のシスプリのイメージは『キワモノ』でして、管理人は決して手を出すまいと思っておりました。まず絵がダメだったしね。しかし、友人が執拗に試聴を勧めてきたので、偶然水曜深夜に起きていたとき見てみたのですよ。

 そのとき最初に目に飛び込んできたのがくまさんを探している雛子でして、管理人とシスプリとのファースト・コンタクトはわずか5分で終了したわけです。

 

 しかし、その後高校の文化祭の仕事で生徒会と関わりを持つことになり、管理人は男子校の生徒会のヲタクパワーの洗礼を受けます。処女エロゲである大悪司を経験するのもこの頃なんですが、それはまた別の話。

 2002年夏、時はまさにシスプリフィーバー。世のヲタどもをこれほど熱く萌え上がらせるシスプリがいかなものであるか興味を抑えきれなかった管理人は、ついに後輩にPS版(しかも初回限定)を借りることにしました。

 家族がいない時間帯を見計らい、それでも耐え切れずイヤホンを着用して始めたPS版シスプリ。オープニングからして狂ってます。12人もの妹達が次々無理のある呼び方と甘ったるいボイスで呼びかけてくる映像は、まともな神経の持ち主ならアナフィラキシーショックもんでしょう。

 しかし、その第一関門を、僕は「うわっ、さぶっ」程度で流してしまった。

 申し訳程度の拒絶反応が暴力的な萌えに屈服するまで、さほど時間はかかりませんでした。

 そして、アニキとしての自覚を身につけた管理人は、鈴凛見たさにプリピュアに手を出します。が、Aパートのあまりの電波ぶりとキツい作画にまたしても敗北。ときおりBパートを見るだけになりました。が、かの名高い"ジブリ"第6話「東風が吹いたら」において細胞レベルでアニキになってみたり、一応の収穫はあった模様。

 以来現在に至るまで、シスプリは管理人にとって強固な一勢力ではあるものの、決して萌えの主流派にはなりえない存在でありつづけてきました。シスプリサイト巡りなぞもするようになり、いっぱしのお兄ちゃんとなった管理人ですが、2は購入見送り。理由は次回。

 

 

■プリンセスチュチュ 第22話前編

 ふぁきあ×あひるオッケー。

 どうも最近のふぁきあ君は格好良すぎるのではないか。どうなのか。もうこの際勇者はふぁきあでも構わんよ私ぁ。

 ともあれ、猫先生の含蓄あるお言葉で立ち直るきっかけをつかんだあひる。最近の沈滞ムードを打ち破ってくれることを期待します。

 …でも、それを上回る勢いでるぅさんが沈んでますヨー。るぅさんもうだめかも。このままじゃあんまり可哀相ですねぇ…。

3/22(Sat)

前回までのあらすじ:最初は雛子にビビったりもしたけど、今ではいっぱしのお兄ちゃんであることよ。でも2は買わないのさ。

 

 

 周知の事実ですが、シスプリの起源はメールゲームです。

 管理人は参加したことがないので詳細は知りませんが、現在行われている『双恋』やネットの情報を見る限り、12人の妹の誰かを選び、その月のお題に対してリアクションを当てるものだったようです。

 この特異な出自は、シスプリを考える上で非常に重要だと思われます。

 ゲーム版のメールシステムを見てもわかるように、シスプリにおけるプレイヤー(読者)と妹のコミュニケーションは本質的にキャッチボールです。リアルタイムのやり取りではないのです。

 また、当然メールゲームにおいては妹達の相互関係は描かれておらず、彼女達の日常生活についても最低限の情報しか与えられません。

 この傾向は、メディアを小説やTVゲーム、TVアニメに移しても基本的には変わっていないように思われます。断片的な萌えるシチュエーションだけが大量に羅列され、妹達については過去も現在も明らかでない。

 そこには物語はありません。ヤマもオチもイミもありません。明確なキャラクター像すらありません。個性豊かな妹達も、究極、強烈にデフォルメされているに過ぎず、ただ傾向と分析があるのみです。

 そんなモノを目の前に投げ出されたときできることと言えば、自分なりの妹像を作り上げること以外にありません。当然、それは同じ妹であってもプレイヤーごとに異なるはず。

 なれば、『シスプリ』という遊びを楽しむに際し、例えばゲーム版をコンプするとか、小説を買い集めるとかいう行為はさほどの意味を持たないはず。作中のあるエピソードを知らないために決定的に楽しみが損なわれることもないはずです。

 全てのシスプリ関連商品は妄想の素材に過ぎず、購入の必要性の薄いものなのです。そういう意味では公式の商品も同人誌も分類の上では――品質の差はあるにしても――同列に位置付けられると言ってもよい。

 そんなわけで、プレイ意欲がないではないのだけれど、¥5800を支払うには二の足を踏んでしまうのです。1もコンプしてねぇしなー。

 

 

■イラク戦争

 戦況分析とかはその手のサイトに任せといて、個人的に気になる話を。

 投降したイラク兵がフセイン大統領の肖像画を破る映像をニュースで見ました。イラク南部の街、解放喜ぶ声もとかいう話もあります。どうにもこうにもプロパガンダ臭くて鵜呑みにする気にはならんのですが、中には本当に自由を噛み締めてる人もいるでしょう。

 それはそれでよかったんですが、同時に危うい均衡を無理やり保っていたかの地の実情を写しているとも言えるわけで。折しもトルコ国軍とクルド人の対立も激化しています。

 誰だったか、イラクの戦後処理を戦後日本の統治と同一視していた米高官がいましたが、単一民族国家と多民族国家ってとこでもう違います。素人目にも戦後の大混乱が予想されるのですが、その辺は日米両国首脳いかがお考えなのでしょうか。クルド人達の悲劇の歴史は新聞を読めば書いてありますが、まさか知らぬわけでもあるまい。またそれを繰り返すつもりなのでしょうか。

 本来、戦後復興は攻撃力を持たない日本のお家芸であるべきだと考えますが、ただでさえ事情が難しいイラクで、世界中から叩かれる戦争を支持した国にそれができるのか。疑問です。

 

 それと、イラクの「文化遺産守れ」…日米考古学者ら声明に激しく賛成。アフガンではバーミヤン石窟寺院始め、多くの文化遺産が失われました。管理人は一度古代美術や遺跡を見に中東に行きたいと思っています。平和になるのが第一条件ですが、見るものがなくなってしまってはそれも叶いません。こういうところ、わが国に頑張って欲しいのだがどうか。

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