8/16(Sat):はじめてのおふかい

 初回はさおりちゃん花嫁エンドに到達した管理人、銀色オフに出撃であります。

 とりあえずコミケには行かず(翌日コキ使われるのがわかってたし)、少し早めに行ってアキバで買い物をして参りました。といってもせいぜい1時間くらいしかなかったので、アニメイトととらのあなの本店見るだけで終わってしまいましたが。手堅く(?)でたまか新刊購入。

 そして、指定時刻の30分前くらいに集合場所に到着。どうもそれらしい団体が見えなかったので、おもむろにでたまかを読み始めてみたり。しばしアンドロイド幼女コーリンのサービスシーンをにやにやしながら鑑賞していると、いつの間にやら明らかにそれとわかる人だかりができていました。いや、本当にわかるもんなんだねぇ!(そりゃあ、鞄から翡翠が覗いていれば普通はわかるが)無事合流。

 

 飲み屋で覚醒氏も合流し、さあ!というところで、日 和 の 偉 い 人 乱 入 。嘘でしょー!個人的には今回一番の隠し玉でした。というか、やっぱ似てるわこの似顔絵(3/7参照)

 

 雀鬼龍氏とMOE2氏の飛び入りを受け、かなりハイレベルな混沌の空間と化した和民アキバ店地下。翡翠水月ダブルバスタオルとか(水月バスタオルはえろくてよかったです。使えそう)、生変態仮面とか、生直死の魔眼とか、生日和とダブルストロー飲みとか、生ガッツ缶一気とか、なかなか見られないけど見たいかっつうと微妙なモノが色々と見られましたわあぃ

 あと、一足早く噂のファンブックを見せてもらえました。(中身は非公開でしたが。)あまりの厚さに各員びっくり。

 

 店を移しての二次会では大和氏が合流。古参ゲーマーの方々とかなりエンシェントな会話を繰り広げてらっしゃいました。ここでは皆さん好みが出たというか、各所で同盟ができたり対立が起きたりしてました。かくいう自分もショタ同盟に入ってたかもしれません。だってウィルかわいいじゃんよー!

 

 と、あっという間に終了。20人からのヲタが思いのたけを吐き出し切るには一晩はあまりに短い時間でした。名残を惜しみつつも、翌日の聖戦に備えるため終電前のお開きとなりました。幹事の"意外と爽やか系"義重さん、お疲れさまでした。

8/17(Sun):いざ有明

 聖戦こと夏コミ、後輩の使いっ走りとして初参加してきました。

 

<ひょっとしたらいるかもしれない管理人以上のコミケ初心者のための用語解説>

  • コミケ:コミックマーケットの略。毎年夏と冬に開催される日本最大の(すなわち、世界最大の)同人誌即売会。……というか、おたくの祭典。コスプレスペースもあれば企業ブースもあり、イベントステージもある。
  • 同人誌:個人発行の刊行物のことなのだろうが、漫画・アニメ・ゲーム等の二次創作漫画のことを指す場合が多い。商業ベースで活躍する作家もしばしばコミケに本を出す。最近では同人ソフトというジャンルが幅を利かせつつあり、本の占める割合は減ってきている。
  • 有明:東京都江東区有明町。聖地東京ビッグサイトを擁する。
  • 東京ビッグサイト:コミケの会場。そんなイベントばかりじゃなくて普通の展示会もやっているのだが、あまりにコミケが有名なのでほぼイメージがイコールである。
  • サークル:同人活動を行う個人または団体のこと。コミケに出店すると準備のためみんなより早く入れる。サークル入場券はある種のステータス。欲しい。
  • スペース:コミケで出る店。全部整理番号が付いている。
  • カタログ:出店サークル一覧、配置図等が載っている本。分厚い。凶器。大体みんなしっかり予習して買い回る順番とかを決めているので、会場で見るカタログはボロボロである。
  • 新刊:多くのサークルは即売会に合わせて新作を製作する。新刊が出るか出ないかでサークルの活動状況がある程度把握できるという面もある。同人ヲタにとっては人気サークルの新刊入手がコミケの最大の目的であるようだ。
  • 壁・島:コミケでは巨大なホールの壁際と内側に多数のテーブルを配置し、スペースを作る。これが"壁"と"島"である。この際、"壁"のスペースのほうが目立つし広いので、人気サークルが優先的に配置される。これもステータスである。
  • 並ぶ:人気サークルのスペースには膨大な人が押し寄せ、長蛇の列ができる。最後尾がどこだかわからなくなったりするのもザラ。そこで、参加者は手分けして人気サークルの列に並び、それぞれ必要な冊数を押さえる戦術を展開する。しかし、売るほうもそれを見越して冊数制限をするので、何十冊も一人で買うことはできない。

 

 

<朝>

 昨日の銀オフから帰宅して、3時間後くらいには始発に乗るため出発してました。……アキバから直で行きゃあよかったかな。

 というわけで、朝5時の電車に乗って一路有明へ。カタログを買ってなかったので、移動中貸してもらって眺めてました。さすがに壁サークルはどっかで見た絵が多いなとか、なんとなくジャンル別になってんのかとか、今回元祖ちゃん様は不参加かぁーとかつらつら考えてました。そのうち生ちゃん様にお目にかかれる日も来るのだろーか。

 そんなこんなで聖地東京ビッグサイトに着いたのが7時前だったか。で、開場は10時なわけで。延々と待つわけで。座れないわけで。何より暇なわけで。失敗したー。これがコミケかー。

 

 

<開場 東館で>

 ちゃっかり椅子付きのリュックで来やがった後輩にリンことペド鈴凛を描かせたりして無理やり時間を潰していると、開場時刻を30分ばかりも過ぎてようやく列が動き始めました。確保するサークルリストを持って会場入りします。

 最初はおーじ氏のトコだったんですが、外からでないとスペースに行けないことにしばらく気付かず(不親切!こっちゃぁおのぼりさんなんだよ!)、大渋滞に巻き込まれました。ひたすら並ぶこと1時間余り、なんとかコミケ初査収に成功しました。並んでる間、周りの人たちがケータイで「ん?今おーじ。1時間だな。てゆーかおーじ絶対確保ってほどでもないっしょ?んん。じゃ東の1あたり回るわ」「ああ、おーじ押さえた。今並んでる。そっちは?」「取れた?そう、じゃそっちは任せた。しばらく動けそうにないから」とか、非常にタクティカルな会話をしていたのが印象的でしたな。

 ようやく絶望的な長さの列から開放されて、今度は島めぐり。指定されてるの全部シスプリ本です。それってどうなのよ。こちらは滞りなく買い揃え、ひとまずノルマは達成しました。後輩が大きめの列に2・3並んでいたので、落ち合うまでしばらく暇に。適当にぶらぶらしてみました。

 ……で、小一時間も歩き回って買ったのが

『【すべてのギャル作家のための実践的理論研究誌】 ギャルオロジィ』

 だけっていうのは、さすがにどうかと思いました。面白かったけど。なんだか、壁はどこ並んだらいいかわからんし、島は欲しい本がなかったしで、エロ本の一冊も買ってません。(銀オフで光夜さんに激しく薦められたおれなつは覚悟が決まらなくて買いませんでした。さく小の前まで行ったんですけどね…。)

 

 

<午後 西館へ>

 大混雑のせいで連れとなかなか落ち合えず、しばらく連絡通路で人ごみを見ていたんですが…。

 メイドさん、いっぱい。

 歩き回って普通に買い物してるコスプレイヤーは、メイド・巫女の二大基本職が多かったです。特にメイド。マブラヴのメイドさんと思しき人とかも加えると、道行くレイヤーの1/3くらいはメイドさんじゃなかったかと。キャラ系ではゆ・り・ぱこと、FF]-2の3人娘が圧倒的なシェアでした。女性に人気あんのかしら、あれ。

 メイドさんは、無難にまとめている人が多くて、なかなか眼の保養になりました。(ゆ・り・ぱは、決まってる人とギリギリな人とイテェ人が同じくらいずつ。)

 

 収穫物を渡して、再び別行動。まずはぽんこつお兄ちゃんのファンブックを回収せねばなりません。Out in Outへ。

 売り子さんがみずいろの制服着てました。

 ……えれぇかわいい。いやマジで!思い返せば、このコミケで見た全レイヤー中でもトップの萌え萌えぶりでございました。

 あの無茶苦茶な制服を着こなせる人って、ちゃんといるんですねぇ。取り置き確認から受け渡しまでの間、多分にやにやしっ放しでした。タケコプター着けさせるか力うどん食べさせるかしたかったです。激しく。

 

 その後、ギャルゲー系の二次創作を見て回りました。TYPE-MOON系、そしてKey系は質量ともに強いですね。特にKanonのエロ漫画の多いこと多いこと。

 多分、記号さえ付ければ一応そのキャラに見えるから作りやすいんでしょうね。本編でえちぃがほとんどないから想像の余地が大有りだし。美汐か香里本でいいのがあれば欲しかったんですが、残念ながらピンとくるものがなかったので、2階の企業部屋へ。

 

 

<企業&イベント&コスプレ>

 たまソフトブースの前で妖怪アンテナに反応が!むう!Lost Childのデモが超かっけぇぞ!なに、サントラ?ゲームも出てないのにサントラか!(ちなみにサントラ買ってもデモは付いてこねぇぞ!)よし買ったぁ!

 

 …と、祭りの雰囲気に負けて微妙な買い物をしたのち、買い物しなくても入れるようになったHONEY BEEライブに行ってみました。なんとなく周りを見渡すと、あ、雀鬼龍さん発見。かなり右ーの前ーのほうに。昨日のペンライトもばっちり持ってるし、跳ぶ気満々?

 とかなんとかやってるうちに始まったってモモーイいるし――――!!!予定にはなかったUnder17ライブが突然始まりましたよ。生モモーイは地味な顔なのに恥ずかしい衣装に恥ずかしい振りで恥ずかしい歌を歌っていて、しかも眼鏡っ娘なので大変に萌えでした。なるほど、これが萌えで売ってる歌うたいの実力(いろんな意味で)か。

 てか、前のほうにいる人たちばっちり対応してんのね。コールしてるし跳んでるし。この程度の不測の事態では動じませんか。

 

 モモーイが微妙に温めた舞台に、真打・HONEY BEE登場。ぶっちゃけ一曲も知らなかったんで、ずーっとドラマーのCHACOさん眺めてました。いや、一番見てて面白いのはドラマーなんですよ?普通見ないけど。かわいかったしね。

 

 その後、終了直前だったんですがコスプレスペースへ。こちらはFF]-2勢が非常〜に多かったです。その辺歩いてる人たちに比べると、やはり気合入ってる人が多いですな。いまさらな水兵戦士はいるわだっちゃはいるわ……。

 てか、露出が凄くて。かなり、凄くて。

 でも、一番印象に残ってるのは紅薔薇さまンとこの姉妹だったりする。すげー似てた。

 

 その後、館内に戻ると団長がしゃべってました。ロープに張り付いて見てようかとも思ったんですが、あんまり面白くないのでスルー。その頃にはもう片付けムードだったので帰ることにしました。

 

 

<おまけ 秋葉原へ>

 せっかくなんでアキバへ。

 とりあえず、メッセサンオー・ソフマップ・ヤマギワソフト・アニメイト・とらのあな・その他ちっこい店ぐるぐる回ってきました。CANNONBALLがあったんで買おうかと思ったんですが、しばらくやる暇がなさそうなんで断念。友人と共同購入のファントムメディ倫パッケだけ買ってきました。

 しかし、さすがは聖地秋葉原ですな。現物は初めて見るって作品がたくさんありました。それ散るのCD版も売ってたし、ねこねこおかえしCD4点セットなんてのもありましたね。やかま進藤えちぃが見たかったんですが、高いので断念。5000円以上すんだもんなー。

 

 

<総評>

 正直、準備が足りなかったですな。コミケでは入念な下調べの元に動かねばならんということがよくわかりました。だって、その場で全部見るの無理だしな。

 冬は多分無理ですが、来年の夏はまた行くかもしれません。多分今年のファンブックみたいなこりゃ行かなーっての、来年もなにかしらあるだろうし。

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