エロゲーを買うときの基準……色々ありますわなあ。
絵買い。シナリオ買い。ゲームシステム買い。メーカー買い。それぞれ選ぶ理由がありますなあ。
しかしながら、例えば「歌買い」というのは、もっとも愚かな買い方の部類に入るでしょう。当然、エロゲーとは歌ではないのですから。エロゲーメーカーが歌に金を払うのは基本的にプロモーション効果を狙ってのことであって、品質の向上に資するべく投資しているとは、やはり言いがたいものがあります。CMと同じです。
そういえば『LOST CHILD』が延期しちゃって、10/29が丸空きになっちゃったんだよなあ。『六ツ星きらり』も『夏ノ空』も延期済みだし……。
『グリーングリーン2』でも……買うかな……。(店頭で流れてたデモムービーが電撃G'sマガジン専用であることに気付いて買ってきた11月号収録のムービーを超ヘビーローテーションで流しながら)
最近買った本なぞ。
マブラヴオルタネイティブ発売日決定、Keyの新作発表など、怪奇現象が多発している模様。あーでも、サプリメントとかいつものAge商法カマしてくれてるから多少は安心か。
Keyの新作(発表時すでにマスターアップしてるってどうよ)は原画が駒都えーじ氏とか。脱・いたるちゃん。こつえー氏の絵を思うさま眺められる商業コンテンツってたぶんトリスティア関連くらいしかないので、珍しく絵買いしちゃうかも。
キネティックノベルなる形式がどういうものか、キネティックノベル公式サイトがはりぼてなのでよく分からないんですが、別に今までのノベルゲーとそう違うものではない、のかな?わざわざサイト作るくらいだからシリーズ化するつもりなんでしょうか。Yahoo!が絡んでるっぽいところといい、不穏な気配を感じなくもないです。
月夜さん同率優勝!!
明らかにちょっと扱いの違う都香さんを向こうに回してよく頑張った!感動した!ええ、だから別にヤラセくせえとか思ってないです。あと一票だったのにな……。
ご褒美は考え中とのこと。またASじゃ駄目なんですかね。
「立ち上がれ!笑顔のためにこれで勃起しない奴はホモかインポかどっちかだ。
かりそめの平和は破られた!<アマルガム>に、宗介はただひとり戦いを挑んだ。かなめを、彼女の笑顔を守るそのために!!」
アクションゲームかよ!
どうするつもりだろうとは思ってましたが、そういう方向で来たか。『天使ノ二丁拳銃』『塵骸魔京』『ちびママ』と同時進行しつつ、おそらくは3Dフルポリゴンのアクションを作るとは、なんたる企業体力。機神咆吼関連でよっぽど儲かったんだろうか……。オルタひとつに汲々してる某メーカーと歴然たる差を感じますな。
と、ここでよくよく画像を睨んでみると……おお?九朔かこいつ!?はわわわわ、よもや九朔くんがマジで日の目を見ることがあろうとは。まだ名前を確認してないのでなんともいえないんですが、これで九朔じゃなかったら泣くぞ。わりと真剣に。やべーすっげえ楽しみ。明日にはテックジャイアンの記事読まんと
しかしああ、なんて美しいんだろうデモンベインの後姿!ハァハァ。
熱い。ひたすら熱い。
『終わるデイ・バイ・デイ』は宗介が覚醒するエピソードでした。『踊るベリー・メリークリスマス』はテッサが覚悟を決めるエピソードでした。今の彼らは強い。とても強い。絶望の上に絶望を重ねたような状況で、ありもしない突破口を強引にこじ開ける姿に背筋が震えます。
なお敵は強く、条件は悪く、戦力は奪われ、戦友は次々に失われ、突きつけられたのは敗北、残されたものは何もなし。
それでも。
負けてはいない。
なんかデモンベインじみてきたなあ。
(ネタバレ)
アルうううううううううう!「アーバレスト」敗北、アル消滅……。うっわあ、凹むわこれ。ようやく「戦友」になれたばっかりだってのに……。鬱。こんなにアーバレストに入れ込んでたんだなあ。
そういえば「アルううううううううう!」って叫んでるのもデモベっぽいな。
最初の二つくらいがすっげーつまんなかったんで正直ガッカリだったんですが、その後急速に持ち直してくるのがニクい。
全体的に美女と野獣っつーか『ハルク』っつーか、美しい女と醜い男って構図が鼻に付きます。好きだけどな。好きなんだけど、やっぱりそこで愛されることに理由付けがないと納得いかないんだよね。そういうエゴの衝突が一つの形に収斂する様を描いたのが『G戦場ヘヴンズドア』だったわけで、この短編集はそこに至る過程と解釈するとなかなか面白いかもしれない。
そんな基準で好きな短編を選んでみると、「CORE<コア>」「花」、次点で「インセクトソウル」「Id<イド>」かな。「CORE<コア>」で「山田さんにさわりたい」と言えること、「花」で「同情でこんなになると思う?」と言えること。それが一見汚いようで綺麗な人間の姿というやつではないのかね。
そこで即セクースに持ってっちゃうのが、いかにも青臭くて愛憎入り乱れるところだと思うんですが。
あと、「ギアボイス」の志賀くんの一コマだけは全力で賞賛しておきたい。唯一ここだけは絵の力のみで読まされた。
最近どうも溜めてしまうなあ。
\2500というなかなかけっこうなお値段ですが、武内×奈須漫才が大好きな僕としては満足のいく内容でした。
「当然です! 殺し愛なくして何が伝奇物でしょう! 人生はラブオアダイです!」などなどのステキなお言葉を堪能できます。……なんかチョイスしたの武内さんのばっかだな。全体的にはそうでもないんですが。
「覚醒という指定自体に罪は無いと言うのか貴様は」
「むふー」
「そうか…美味ぇのか…」
「天才は時として言われ無き中傷を受けるものですよ?(少笑)」
そんな感じで各キャラクターについて語られているほか、選りすぐりのCGやら広告用画像やら新型用語集やら。インタビューの類がほぼ網羅されてるのも嬉しいです。基本的には武内・奈須コンビのコメントを読むための本といえましょうか。
各所で話題になってるシオンのおっぱいサイズですが、86-55-83だそうな。エエーウッソオー。衝撃。このフィギュアってわりと正しかったのか……。
ともあれ、月姫キャラへの愛を再確認しました。どいつも愛い奴よ。アルクとかレンとかあと都古とかがらぶいのは元からなんですが、今回ちょっとななこと朱鷺絵さん再評価。どっちも妙にエロい。
なんなんでしょう、ここ最近のD.O.というか山田一というか、そのへんの必死さは。『家族計画〜もう一度家族計画を〜』『加奈……おかえり!!』『ドーターメーカー元気いっぱい』『ドーターメーカー2』ときてこれだ。もう少し遡れば『星空☆ぷらねっと〜夢箱〜』とか『ドーターメーカーDVDPG(上下巻)』とかもあったなあ……。山田一は田中r(自粛)としてバリバリ仕事なさってますし、これは山田氏に三行半突き付けられたD.O.&CDbrosが必死ってことでしょうか。
まあ、D.O.が死に掛けてるのは別にいいんですが、家族計画を一般移植ってなちょっとなあ……。『CROSS†CHANNEL』のときにも思いましたけど、セックスがシナリオ中でわりと重要な構成要素になってる作品ですからねえ。特に青葉と準あたりは、セックス抜いたらずいぶん味気なくなりそうです。
なにより、シナリオにかなり修正が入る、という噂が恐ろしい。ぶっちゃけ思い当たるフシがありすぎるんで、(クスリとか売春とか蛇頭とか。どれ抜いてもシナリオ成立しなくないか?)あまり激しい修正は……。
『家族計画』がただのほのぼのハートフルホームコメディになってたら、僕は自分を抑える自信がない。
買う予定もないけど。
確かにこれはこれでカッコいい……んだが……なにかが違う……。そもそも空中戦ってのがなあ。
現代風にアレンジすんのはそりゃかまわんさ。けど、原作の核となる部分を捨て去ってしまうんなら、そもそもその名を冠する意味がない。
その「核」がなんなのか、ってところまでは認識が深まってないけど。くそ、もどかしい。この違和感。
たまらぬ。実にいい。
きびきびしたアニメの動きといい、ロリ萌えーな絵柄といい、エセファンタジックな世界観といい、絶妙な間といい、白雪姫たんのポーズといい、なんだかすごくドキドキする。
うーん、なぜこうも素直にドキドキできてしまうのかなあ。
そもそもが幼児向けの素材である童話をまず「子供向け」程度にアレンジし、そこにさらに大きいお友達向けな部分を乗せている造りゆえか?うむー、興味深い。
んお、うまく下の記事と繋がるじゃないのよさ。
なかなか興味深い話です。
本来のターゲットと、それに便乗して楽しむ大きなお友達、これは一次消費者と二次消費者とでも表現すればいいかな。そらまあ、こういう区分をするとするなら一次消費者が作り手に優遇されるのは自明の理でありまして、どっちかいうと二次消費者な僕が数年前から抱いていたじりじりした焦燥感というか置いてけぼり感というか、そんな気分にもなんとなくマッチする説ではあります。
ですが、どちらかといえば二次消費者を見越して、一次消費者を引っ掛けるような形で製作されている作品も一部にはあるのではないかと思うのですよ。まあ商業的に主流を取れなきゃ結局はジリ貧ってのはあるんですが。
それがもっとも明示的に行われているのは、おそらくエロゲーじゃないですかね。なんせ対象ユーザー層は明確に18歳以上なわけでして。例えば『マブラヴ』なんか、やってないんでアレですけども、恐らく本来の学園ラブコメファンもロボットアニメファンも微妙に上滑りしてますよね?これは悪い意味で言ってるんじゃないですよ。あと『LOST CHILD』とか『斬魔大聖デモンベイン』とか。一般で言ったら『どれみ』はともかくとして、『ナージャ』『プリキュア』はたぶんそうですよね。
従来の漫画・アニメなどのヲタクメディアってのは、本来的に「難しい」内容をより低級な作品に偽装して公開できるところだったわけです。現在妙な意味で話題の『デビルマン』なんかまさにそういう作品だし。たぶん、『新世紀エヴァンゲリオン』がそういう作品が主流を占めた時代の最後だったんじゃないかな。しかしながら、ヲタクメディアの拡大と細分化によって、その内部に「さらに濃いヲタク向けのヲタクメディア」とでもいうべき空間が発生している。その空間の中では、一部の作り手は「高尚な」あるいは「ヲタク的な」内容と「低級な」内容との整合性なんかをちゃんと取らないという事態が発生しているのではないでしょうか。キュアブラックが変身ヒロインモノの常識に対して「ぶっちゃけありえなーい!」って言っちゃったりね。なぜなら、ヲタクは、その「文脈創造力」によって、ホンネとタテマエのそれぞれを個別の文脈上に自分なりに定義付けられるからです。変身ヒロインモノは変身ヒロインモノとして、百合は百合として。逆にそのへんガチガチやられるより妄想の自由度は高いといえる。
上で取り上げた『赤ずきん』に関して言えば、我々は「童話」「ファンタジー」「ロリっ娘」のそれぞれを、それぞれに応じた文脈の上に解釈して楽しめるということです。逆にシスプリの場合、我々はシスプリのキレイなところもキモいところもそれぞれ解釈できるが、女子小中学生にはシスプリのキモいところは解釈できないんでしょうな。
■それはそれとして。
件の記事自体には疑問がないでもないんですがね。現状ヲタク業界の主力コンテンツに女子主導で盛り上がってきたものが多いのは確かでしょうが、果たしてその影響は男性ヲタクを巻き込むところほどのものか?つか、俺ゃあ流行る前からハガレンファンだったんだよチクショーめって話でして。ヲタクヒエラルキーの下のほうの構造が変わっただけじゃないんかねえ。そもそも濃ゆいヲタクが先導して起きたブームなんかあったのかしら?そんなケースの代表例といえる『電車男』出版はごく最近の出来事ですし、こんな記事もありますし。男性ヲタクが金落としてる守備範囲がディープかつ広大になっちゃって微妙に目立たなくなっただけじゃないかって気もします。
世の制服萌えに対する分析。この人の文章はいつももやもやしてたものが晴れます。
日本古来の風土が独特の「征服萌え」の文化を育んだとすれば、我々はこの国に生まれた幸福を噛み締めねばなりますまい。
そういえば、僕はしばしばエロゲーのコスチュームに対して「地味がいいよ、地味が」とか書いていたりするんですが、それって貞淑性の記号としての制服の意味が薄れてしまうからだったんだなあ。やっぱり、妙な変形制服は制服の意味がないと思うのですよ。
栖哩さんが、また『おおきく振りかぶって』の店頭POPについて書いています。呆れ果てる。これはとらのあなだからまだいいけどさあ。
僕は『おおきく振りかぶって』が大好きです。僕の知る中でもとても面白いスポーツ漫画だと思います。一方で、いわゆるやおい的な楽しみ方をしているのも事実です。これは個人として楽しむ分には全く問題ないし、他人様がそうしようとも咎め立てるつもりはありません
しかしながら、そういう楽しみ方が邪道であることくらいは自覚して欲しいモンだよなあ!『おお振り』がまず第一にスポーツ漫画として読まれるべき作品であることに疑問を呈する人はいないでしょう。僕を含めて『おお振り』にやおい萌えしてる人たちはスポーツ漫画を読んで勝手にハァハァしてるだけなんですよ、実も蓋もない言い方をすれば。それをどうして他人に押し付けるようなことができるのかなあ?
どうも、こういうのは腐女子に特徴的な気がする。だって『カードキャプターさくら』に「ロリっこい少女たちが大人気!さくらたんハァハァ」とかコメント付けねえべや。
本当に出るんだろうなあー。
■tenderness.秋恋娘、終。
10/1〜。リンクもできないので結末が先に見えちゃうげですが、切な可愛いので必見。
命みじかし恋せよ乙女。フォーリンラヴな女の子は常に魅力的なのです。
なーんっかちっがうっよなー。
僕はメイド喫茶行ったことないですけど、あれは仮想恋愛ではないよねえ。
この人は萌えを分かってないと思う。
僕は、萌えとはエンターテインメントであって、恋愛の代替物ではないと思う。