1/1:2003年総決算

 皆さん、新年明けましておめでとうございます。多分ウチは今年もこんなんです。ハハハ。
そんなわけで、去年の出来事をまとめてみます。

 去年の夏からエロゲを始めた僕ですが、今年の1月には初めて自分で『君が望む永遠』を買いました。ハマりました。あゆ様に。白詰草話とどっち買うか迷ってたんですが、最終的にこちらを選んだのはなにかの導きか。思えば、ここから僕の鬱ゲーライフが始まったのでした。

 そして、いきなりこの年最大のビッグイベント。天川さんに号泣させられ、プリンセスチュチュにハマっていた、忘れもしない1月31日、うっかりサイトを立ち上げてしまいました。昨年の大悪司との出会いに次ぐ人生の転機だったといっていいでしょう。この時点でもう駄目だったよね。

 そして、いろいろありつつくぐり抜けつつ、サイトデザインも二転三転、春の訪れと共に、混乱のうちに仙台移住。しばしの活動休止となってしまいます。

 そして移住前、地元での最後の買い物が『Kanon』とかだったあたりもう方向性が決定付けられたというか。新たな希望満ち溢れる季節の空気に影響されてか、期待しまくってプレイした『Kanon』と『みずいろ』が両方肩透かしという若さ溢れるエロゲーライフ。そして挫折。ああ、あの頃は若かった。この体験のせいで僕はアンチKeyになってしまったのですが……当時は、広く評価されている作品が必ずしも自分に合うとは限らないことを理解していなかったのです。

 ここで終わっていれば楽に死ねたものを、新天地で巡り会った友たちが膝を付くことを許してくれませんでした。『月姫』に『家族計画』。更新停止中にプレイしたこれらの作品が、再び我がエロゲへの情熱を呼び戻してくれやがったのでした。月姫のアルクルート、家族計画の準ルートは共に去年の『痕』プレイ以来ずっとくすぶっていたシナリオゲーへの飢えを満たす素晴らしいシナリオでした。そして、サイトが現在の形で復活すると共に、理想のエロゲを追い求める道行きもまた始まったのです。

 夏。エロゲのWeb体験版と『MELTY BLOOD』にどっぷりだったせいでマトモな更新もしてませんでしたが、8月にはかのおたくの祭典、コミックマーケットに初参加してきました。これはなかなか強烈な体験でしたが、その前の日のこれまた初のオフ会も凄かった。これまたいい感じに道を誤った瞬間でした。

 そして、この夏最後のイベントが『銀色―完全版―』との出会いでした。泣いた。めっちゃくちゃ泣いた。涙腺壊れた。このとき、ようやく僕のプレイ傾向が明確に定まったのです。すなわち―――

 そして9月。引き寄せられるように『斬魔大聖デモンベイン』。萌えに燃えた。等身大デモンベインも見に行っちまいました。この頃には、もはや完全に己の嗜好を見切っていたといっていいでしょう。完全に鬱志向の定まった僕は『CROSS†CHANNEL』『天使のいない12月』をプレイ。ロミオすげぇ。CROSS†CHANNEL、謎(苦笑)のライター田中ロミオの豪筆うなる怪作でした。

 11月には『うちの妹のばあい』。趣味全・開。もはや鬱ゲーにあらずはエロゲーにあらずくらいの勢いです。これは、ひたすら妹がよかった。美少女ゲームにおける妹に忸怩たる思いを抑えられなかった僕は、ようやく満足のいく妹と巡り会えたのです。

 その勢いのまま、月末には『永遠のアセリア』を購入。久々にやや読みを外した作品となったものの、さほど期待していなかったゲーム部分の信じがたい完成度によって結局ハマってしまうのでした。

 そして、もはや冬コミを残すのみかと思われた12月。今年最後の隠し玉、『ねこねこファンディスク2』(あるいは、120円の冬)によってねこねこソフトに忠誠を誓った僕は、意気揚々と冬の陣に出撃。染め上げられて帰ってきたのでした。



……え?
………。
こんなんですが、今年もよろしく。

1/2:冬コミ感想プラス

 今回の査収物はこんな感じです。一部微妙におかしいのがありますが、ま、お気になさらず。(私信:繰り返しまくりですがべりさんくす!)



 本。
 一番面白かったのはZ-LESSの『足長お姉ちゃん』かしら。キャラの一人称がバラバラだったりそもそも原作と別人だったりしていい加減な作りではありますが、壮絶なハイテンションで押し切られました。秋葉ブッ壊れすぎ。

 CD。
 人丸のCG集は、エロはもとよりアセリアのラフが興味深い。よもや、オルファがぱんつをはいていないとは。LOST CHILDは、主題歌はよかったですがそれよりムービーが欲しい感じ。『puncTure』。壮絶。これはまたコンプしてから。

1/2:2003年マイベスト

 エロゲ。

※銀色―完全版―
 2003年発売じゃないですが、去年プレイした中ではベスト。片岡とも氏の描く切なくも美しい情景は絶・品。現在脳内泣きゲー&鬱ゲー番付け1位。

  1. CROSS†CHANNEL
    かーなり人を選ぶ内容ですが、シナリオのレベルは業界トップクラス。とりあえずやっとけ。
  2. 斬魔大聖デモンベイン
    しびれるばかりの美学溢れるヒロイズム。新たな地平に立ったメカデザイン。漢のエロゲー。
  3. 永遠のアセリア
    エロゲにしておくのはもったいない完成度。召喚系異世界ファンタジーものとしても。
  4. ねこねこファンディスク2
    ともさんの単独シナリオ(重要)作品『120円の冬』を始めとする数々の短編に加え、アクションゲームまで収録。個人的には満足。
  5. うちの妹のばあい
    これまた人選びまくりながら、意外にシナリオの出来はよい。異端妹ゲー。


 ライトノベル。

  1. イリヤの空、UFOの夏
    感動のフィナーレ。あの結末は両論ありますが、僕はあれはハッピーエンドだと断言したい。文句なしにお勧め。
  2. でたまか
    趣味全開。庶民系スペースオペラ。陳腐極まりないながらわかりやすい面白さ。最近は特に萌え色が強まっているような。
  3. 悪魔のミカタ
    ストレイキャット、it ドッグデイズ&スタンドバイと微妙な出来が続いていましたが、最後の最後、it ザ・ワンで一発逆転。これぞ!来年の続編が楽しみ。堂島コウ、久々の大活躍なるか。
  4. ウィザーズ・ブレイン
    やっと出たよ!待望の4巻。相変わらず切ない。チーム錬vsチームヘイズも見もの。
  5. 灼眼のシャナ
    なんかえらく萌えるんですが?いとうのいぢ絵では涼宮ハルヒシリーズのほうが有名ですが、こっちのが好き。デタラメに強いけどおこちゃまなシャナがたまらなくかわいい。


 漫画。

  1. 羊のうた
    いちお、コミックス完結は去年なので。
    正直、やや無理矢理な感のある終幕ではあったものの、この傑作のフィナーレにひとまずは敬意を表したい。
  2. DEATH NOTE
    碁に飽きた(?)小畑健氏の新作。これが奇蹟というものか、よもやジャンプでこんなに/こんな風に面白い漫画が読めるとは思わなんだ。読み切り時のクォリティには及ばないものの、週刊でこれが読めるなら文句なし。
  3. アイシールド21
    スポーツ漫画の新機軸。新人とは思えない抜群の安定感。気持ちよく燃えられる。
  4. 武装錬金
    色々言われてますが、普通に面白いかと。むしろ、和月伸宏の本来持つ爆速テンポを活かすにはこれくらいのノリのほうがいいのでは。
  5. GUNSLINGER GIRL
    萌えとストーリー性を両立した稀有な良作。今まで全くの謎だった五共和国派側の人物も登場し、ますます深みを増してきました。ちなみに、マイシスターはトリエラ。
1/2:そういえば、運動会で順位付けないって話もしましたっけ?あほくさ。

 今日は父母弟妹に叔母一家、祖父母が久々に一堂に会しまして、食事会などしておりました。

 その席で、どうも最近の小学校ではローマ字を教えていないと聞き及びまして。僕の父は塾講師なのですが、だいぶ前からそういう傾向はあったようです。以前は塾でカバーしていたらしいのですが、近頃はそれも面倒で教えなくなったとか。

 やっばいよなぁ。なにがやばいって、PCの日本語入力はローマ字じゃないですか。かな入力なんてド初級者しかやらないでしょう?どうせPC 使えば覚えるんだから、と言う向きもあるかもしれませんが、そんなことよりPC使用に対する心理的抵抗が増すのが大問題です。

 言われてみれば、実際、すでにローマ字を習っているはずの弟にローマ字入力を教えた覚えがあります。しかも、本人に言われて思い出したんですが、彼は母音と子音の組み合わせという概念を理解していませんでした。信じがたいことですが、どうも単純に2種の文字の組み合わせを暗記させられていた可能性があるのです。

 新学習指導要領様とやらには、ローマ字を暗記させよとでも書かれてんでしょうか?なんか、こんなん氷山の一角っぽいなぁ。日本の義務教育関係者って馬鹿ばっかなの?理論を身に付けさせないと役に立たんでしょうが。いまさらゆとり教育がどうのなんて馬鹿馬鹿しくて言う気にもなりゃしませんが、これじゃ日本の将来が心配。こんな駄目人間に心配される国でいいのか?ええ日本?

1/3:水男。

 TV版『ウォーターボーイズ』の最終回見たんですけどね。

 うーむ。平均80点の男性陣、平均95点の女性陣、立ちすぎのサブキャラ、青臭すぎの台詞、いい加減な展開、どれもこれも漫画ちっく。海パン燃えましたて。どうにもこうにも実写で漫画をやっちまってる感が否めません。これだけリアリティのある媒体でこういうノリはいくらなんでもイタすぎて見ちゃいられななんだよシンクロ始まった瞬間にもう目がうるんでるじゃねぇかよ飛び込むころにはぽろぽろ泣いてたっつのああもう無理。無理。

 しょうがねぇだろ!好きなんだからよ!いくら演技がヘタクソだろうがおばさん向けサービスが過剰だろうが、好きなものは好きなんだよ!大体にして会社社長の親父がどーのなんて設定からして反則だろうがよ!

しかし、最近涙もろいな僕ってば。

1/3:昭和仮面ライダーの主題歌を全て習得していたK君。あなたは立派です。

 アニメ・特撮ソングのみで6時間の徹カラを敢行してきたもりやんです。アニソンはメロがわからないのが多いんだよなぁ。次回までにソウルテイカーは調べてこよう。

 さて、申年ですね。TV各局もサル特番を放映しています。今朝はNHKのドキュメンタリーを見てました。長く権力の座に留まるには気配りとユーモアが大切だそうですよ。そいえば、うちのおかんもいい男よりマメな男のほうがモテると(略)

 で、ナージャでも見てみっかなと思って新聞TV欄チェックしたら、日曜洋画劇場が『猿の惑星』で失笑したと、そういう次第。

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