冬もマシンガン!(2002年冬コミ。)マシンガンですよ!もう無限ループな感じで聞いてます。ドラマCDそっちのけでマシンガンモードがすでに1週間も続いてまして、全部聞き終わってから書こうと思ってたんですが予定変更した次第。うえいぶ氏、重ね重ね重ねべりべりさんくす!
いやあ、いいですねぇやかま進藤。やっぱみずいろの声はセンパイと進藤が双璧かと。前から気になってたけど、音に聞こえるお返しCDのやかま進藤えちぃがやりたくて仕方ない。
そいえば、全年齢版センパイの中の人の出る年越しライブ行けばよかったかなぁ。チームみずいろ一歌がうまいのはもうわかってるし。
体験版が出たので、やってみました。
相変わらず、グラフィックは強力。塗り・背景はトップレベルだし、一枚絵も信じがたい頻度で入ります。多彩な演出も前作を継承しています。原画に妙なクセがあるのは気になりますが、これだけの数を描いてくれるんなら文句はありません。表情等の差分も多く、特に未来は非常に動きが細かい。
で、その未来はまさに期待通りだったんですが、鈴原が意外によかった。かわいいじゃん。日焼け跡が劣情を誘いますなぁ。
問題は主人公というか、シナリオというか。もちっと未来に気ぃ遣え。あと、言葉遣いが不自然。まあ、メインシナリオが原画家ですからねぇ。グラフィック・シナリオを結びつける強力な演出力がウリですから、強力なリーダーシップが必要なのはわかりますし、実際成功しています。(体験版だけでここまで言っちゃうのもなんですが。)しかし、やっぱり絵描きに文書かせるのは無理。大槍葦人氏なんかは漫画もやるからまだいいんでしょうが、TOMA氏は絵のみぽいですし。あと、システム上誤字が目立つので、誤字ゼロを目指して欲しい。
それでもやはり良作には間違いなさそうです。ミニゲーム激ムズですけど。書記が一枚しか脱がせられない……。
め組の大吾のTVドラマ版って、主演と放映時間帯がウォーターボーイズと一緒。
それでわざわざタイトル変えたのか?まあ、原作もかなり昔の漫画だし、「め組の大吾」なんてあんまりなタイトル、女の子に売るにはイマイチなのかもしれませんが。
しかしなぁ……やっぱり山田孝之のダイゴって想像しにくい。まだ完璧な二枚目じゃないからいいですけど…。いやもう、原作ファンが完全に納得する配役なんてないんだけどさ! それにしても、漫画のドラマ化多いですねぇ。海猿なんて信じられんセレクションもありましたし。アンティークあたりがはしりだったのかな…て、ここまで全部、ロングラブレターもカバチタレもフジじゃん。(このへんは大体原作に思い入れがなかったんで楽しく見られましたが。)フジにはドラマ書ける人いないの?
ドラマに限らず、なんといいますか、発信元の文化的格が下がってるんだよなぁ。こないだまでD.C.と君望同時にアニメでやってたわけですし。漫画から映画・ドラマへ、美少女ゲームから漫画・アニメへっていう流れができちゃってるんですよね。僕はヲタだからうれしいっちゃうれしいんですけど、それぞれの創作コミュニティが独自の発信力を失っていくというのは、よくない。
『涼宮ハルヒの退屈』読了。
相も変わらずの無駄に装飾が多くてテンポのいい文章は、やっぱり好みではあります。イラストも今回はみくるちゃん控えめ長門さん増量気味でうれしいったらないですし。そもそも、のいぢたんの絵にロリ顔巨乳のグラドルスタイルはマッチしないんだって。
で、まあ途中まではわりあい楽しく読んでいたんですが、(深く考えない、というコツはすでに習得しているので。)ちょっと最後の短編は対処に困るなぁ。(以下、超ネタバレ。)
というのも、ハルヒシリーズにおける最大のトリックは、実はみくるや長門や古泉やその他大勢が、比喩でもなんでもなくハルヒの下僕であり、ハルヒがこの世の王であることであり、この結末はその構図のマイナス面を思いっきり浮かび上がらせてしまっているからです。この小説の一番面白いところは、非現実に憧れつつも現実を離れきれないハルヒの、もっとも強固なイカリとしてキョンが機能している点にあります。思いつきで草野球に(5人で)出ようとするエキセントリックの権化が、実はちょっと気になる男子の活躍を見たがっているというギャップが萌えなわけです。つまり、現時点におけるハルヒが神如く扱われる状況が活きるか否かは、最後にハルヒがキョンのいる現実に回帰するかどうかどうかにかかってるんです。それが、今回のハイライトがこれじゃあ、行き着く先が不安にもなるってものじゃないですか。
ああ、なんかレビュー書けそうな気がしてしてきた。
友人と飲みに行って、ほとんどゲームと漫画の話だけで3時間くらい潰してきたのですが。
思うに、今のコンシューマゲーム業界はRPGゲーマーの信頼を失ったよね。オンラインじゃなくて、純正のRPGで、グラフィックに頼らず、システムとシナリオで勝負できる作品がどれだけあるか。途中でゲームデザイナーの舛田庄治さんの話もしたんですけど、氏のいうごとく、現状では最新ハードの性能は作り手がその恩威を受けるのみで、ユーザーに還元されていないのだよなぁ、と思う次第。二人でアタマの引き出しにしまってあるゲームのアイデアの話もしたんですが、さすがにドット絵書けないと厳しい。(二人ともドス暗な話しか思いつかないので、RPGツクールの素材では雰囲気が出んのですよ。)漫画描くのは諦めてドッターになろうかしら、なんて話もしたりして。(以上の話には、なんの実現性もありません。)
しかし、なんだかんだ言ってモノ作れる人はすごいよなぁ。憧れる。レビューサイトなんていう、二次創作にも値しない非建設的活動をやってると、切にそれを感じます。かといって真面目に練習するでもないのが、なんですけど。
ああ、いつかやってみたい。売れなくていい、広まらなくていい、自分が満足できて楽しめるゲームを作ってみたい。かつて感じたあの感動を、今一度よみがえらせてみたい。今はすっかりエロゲーマーになってしまったけれど、やっぱり「ゲーム」が大好きだから。