突然思い立って舞SS探してたら、今日はKanonの川澄舞さんのお誕生日だったようです。
ぶっちゃけた話ね、たぶん、僕こう言うと思うんですよ。「やっぱ月姫のほうが上」って。
そりゃあ塗りはよくなったし、演出面は比較するのも馬鹿馬鹿しいし、クォリティは間違いなく上がってると思うんですよ。
ただ、単純なクォリティともスケールとも違う……作品の格とでもいうべきもの。その点について、どうもFateは月姫に及ばない、そんな気がするんです。
確かにね、月姫には色々荒削りな部分もありました。シナリオにも突っ込みどころはありました。でも、作品全体から漂うオーラのようなものを、僕は確かに感じていたんですよ。これがなにによって生み出されていたのか、僕はまだ明確に書き記すことができないでいるのですが。
だから僕は今、期待に胸を膨らませているとか、そういう感じではありません。平静至極。少なくとも自覚できる範囲では、ね。だいたいにして僕、あの体験版やって感想がネガティブなんだもんなぁ。求めすぎてるのは、自分でもわかってるつもりなんですが。
それでも、なんだかんだできっちり予約して、発売日に届かなそうとなると予約先切り替えちゃったりしてるのは、まだ期待してるからなんでしょう。淡くて脆い愚かな期待。僕にとって、アルクェイド・ブリュンスタッドは、月姫は、そしてかつてのTYPE−MOONは、初恋みたいなものなんです。きっともう僕の中に棲み付いてる。ありえないと思いつつも、やっぱり完全に諦めることもできないのだなぁ。
ともあれ、全ては今日。
そう。僕が求めるTYPE-MOONは、これだった。
無味乾燥で、あっけない最後でした。なにもそこまで突き放した書き方をしなくてもいいのに、そう思わなかったわけじゃありません。
でも、そんなつまらない感傷も吹き飛ぶくらい、それはキレイな情景でした。そうだった。僕はこれに惚れたんだ。
彼女は、可憐で、凛々しくて、儚くて、誇らしげで、それはそれはキレイだった。それが、一応感想になりますか。
あとはまとめる時間ももったいないから箇条書き。