ちょっとみんなマジネタ仕込みすぎ。
 忙しいので後で更新します。あーでも、日付変わったら元に戻ってたりすんのかー?

4/2(Fri)

 潰れて寝てる間にエイプリルフール祭りが過ぎ去っていったよチクショー!

 それはそうと、リニューアルしたくて仕方ないのでするかもしれません。というか、素で忙しかったり色々やってたりするので日記の更新が途絶えるかもしれません。
 そういうときにむしろ増えるのが今までのパターンなんだけど。

4/2(Tue):すりまり燃えゲー説 (26:27)

 キやがったぁああああああああああ!
 すりまりサンプルCG&ボイス追加じゃねーの!じゃねーの!

 と申しますかアレですよ。本番ですよ。本番じゃねーか!うおうおおおおおつ・い・に!ついに!いやあ、感慨もひとしおですな!

 いいですか、あなたにはこれがなんの変哲もないコスプレえっちシーンに見えるかもしれません。しかし、ここに至るまでに我々(と皇城君)は、いくつものつらい試練を潜り抜けてきているのですよ!
 きまずい雰囲気に呑まれ!夜道で突然襲われ!指一本でイカされ!明らかに据え膳なのにヤらせてもらえず、しかしそれでもめげることなく口説き続けた!足りない経験!未熟な技術!圧倒的に不利な戦い!しかし彼はやり遂げた!かのお嬢様の鉄壁の股をついに開かせることに成功したのです!
 そうだ!かつてなされるがままに翻弄され続けることしかできなかった相手を!今!自分は!逆に翻弄している!彼女の姿をを見ろ!声を聞け!彼女は!喘ぎ声を抑えることもできずまさに未だ知りえぬ頂点へ達しようとしている!そうだ!俺は――――――――――

 俺は、漢になった―――――

 と、いつの間にか月詠さん前提で書いちゃってましたが、明美先生もすごいですよこれ。勝ってるもん。明美先生に勝ってるってお前、どんだけ経験値積めばそんなに強くなれるんだっての。ああ、なんなんでしょうこの達成感。実際プレイしたわけでもないのに。
 つまり、それだけすりまりの誘導が優れているということでしょう。かつてこれほど計算高いエロゲーがあったろうか。コンセプト設定からキャラクターメイク・シナリオ・CGに至るまで、プレイヤーを一つの境地へと導かんとする意思が隅々まで透徹したこの作品の美しさよ。あるべき展開からの要請ではない。あるかなきかの定石でもない。まして、「裸エプロンっていいよね」などといった浅薄な萌えではありえない。冷厳なまでの意思を持って、全てがあの瞬間に結実する、その結果だけを求めて練り上げた――これは、芸術です。
 これで僕らは信じられる。絶望の今日の向こうに、輝く明日があることを。ヤらせてもらえなくても、いぢわるされても、いつか。いつか必ずヒィヒィ言わせてやれる日が来るということ。それがあるなら、戦える。

4/2(Fri):NR3お願いします。マジ。(27:19)

 かわいい。ひたすらにかわいい。

 気付かないうちにこんなステキ極まるサイトができておりました。むむむ。いくらなんでも3週間も経ってから気付くとはファン失格。海より深く反省します。
 で、噂の新作Submited Maidensは、まだ顔見せ程度ながらシズさんがひたすらかわいくていい感じです。というか、冗談抜きにあのイラストはヤバいと思うのだがどうか?はわわ、なんて完璧なフォルム。「メイド」という様式美の、これは一つの極地だ。美しい……。
 ちなみに、アンジェさんのほうは一目見た瞬間に脳裏に「ハーたん」という単語が浮かんでしまいました。もうアンジェより先にハーたんが出てきます。おいおい、そりゃ条件反射に過ぎるだろう?

4/3(Sat):あくまでも猫拳はねこねこソフトを応援しているのですよ?(24:58)

 ここのところ、少しずつ『ねこねこファンディスク』と『おかえしCD3』を進めてるんですが、なかなか思うところがありますなあ、これは。

 ねこねこソフトといえばファンサービスってことで、純粋に旧作ファンのための作品が数多くありますね。で、大体企画そのものはいいと思うんですよ。特に『さつき』とか、これは正真正銘神企画。ただね、肝心の内容が本編のうまみを殺してるというか、気遣いが足りないというか……本当に本編やってる?ってか自分らで作ったんだよなあって感じ。

 これ、以前メッセで送り主氏と話したんですけど、(そもそも前にも書きましたが)ねこねこソフトって思想的には非常に優れてるけど致命的にマンパワーがなくて、多分少なくとも一部にはどういう作品を作るべきか理解してる人がいるんでしょうけど、ほとんどのスタッフはわかってないか、わかってても実力が付いてきてないんですよね。だから、例えば『みずいろ』の麻美ルートなんか、ある意味では非常に画期的な内容を含んでいるんですが、じゃあ後日談がそれを踏まえて書けるかっていうと、これがサッパリ書けなかったりする。そういう、作品製作に対する考え方の面で、たまに素晴らしいものを見せることがあるのに、それを作品の隅々にまで反映させることがどうしてもできないんですね。毎度毎度、見るべき点はあっても必ず片手落ちになってる。それが唯一なかったのが『120円の冬』だったことを考えると、やっぱりともさんがシナリオ全部書けば問題の8割くらいは解決しそうな気がするんですが。

 なんかそういう同盟作ってみようかしら。「片岡とも氏に\8800作品一本丸ごと書いてもらい隊」とか。
 アンチねこねこ寸前の活動だなそれ。

4/4(Sun)

 書き上げた日記を間違えて消しました。

4/5(Mon):泣きそう(27:40)

 『シンシア〜Sincerely to you〜』、デモムービー公開。
 切ねえ……。

 歌詞も、曲もRitaさんの歌もそれは切ないんですが、動画が実にうまいです。
 広がる青空を駆け抜ける一機の戦闘機。それが旅客機を追い詰め、ミサイルを放って撃墜し、そして旅客機は密林の只中へ堕ちてゆく……その、全ての発端となった事件が美麗なCGで描かれ、キュリオ家の人々の姿が次々と映る合間に挿入されるんです。背景は、常に突き抜けそうな綺麗な青空。いやがおうにも、この優しい人々の人生を自らの手で狂わせた罪の重さが胸に圧し掛かります。
 それでも、彼女たちは、そのミサイルを撃ち込んだ自分を受け入れてくれる。獣のようになってしまったシンシアを幸せそうに抱き締めて、失った時間を取り戻すために前向きに生きている。
 絶対に、何者にも、傷つけさせるわけにはいかない。





瞳を閉じた君の 乾いた唇に
静かに冷たい頬を寄せて感じた まだここに通う血と命がある
君の心よまだ崩れてしまわないで 僕が君をきっと守る

 絶対に。

 どうやら、期待してよさそうです。

4/6<(Tue)

 激情のまま妙にシリアスな日記をアップしてから一晩経ちましたが、まだ見まくってます。ああ、本当によくできてる。今まで見たあらゆるエロゲムービーの中でも三指に入る。音楽・動画・両者のマッチングと、全てが高いレベルで完成された素晴らしいムービーです。

 だいたいどこ見てもしんみりできますし、僕なんか開始10秒でもうきゅんっじわっときてたんですが、(戦闘機がよお!)中でもサビの一連の流れは出色です。数年前の一方的なドッグファイトとあの木のコンボだけでもう胸キュン腹キリキリなんですが、そこに……そこに獣化シンシアがあああああ!ああああごめんよ、ごめんよぉおおおおお……。そして、最後に「母親」とシアのツーショット。勘弁してくれ……ああああああ切ねえーーーーーーーー!

 もう僕、確信しましたよ。単なる技術だけじゃこのムービーは作れない。単なるケモっ娘萌えゲーじゃこのムービーは作れない。まして、シリアス要素の扱いに不安を覚えるなど言語道断でありましたよ。この精緻な構成。シンシアのスタッフは描くべきものをきちんと持っていますよ。
 なんつーかもう、萌え燃え切ないほのぼの泣きですよ。これがいろんな要素を単純に詰め合わせただけならわずか懸念していた通りの中途半端な作品になっていたでしょうが、シンシアに限ってそれはありえません。なぜならそれは、強固かつ美しい世界をそこに構築することによってなされているからです。一つの「世界」と「物語」を表現しべきデモムービーを、これだけの精度で仕上げられるということはそういうことです。徹底して青空にこだわるのはそれが作品世界そのものだからです。執拗に旅客機撃墜事件をクローズアップするのはそれが物語の起点であり原点でありすべてだからです。

 作品そのものを封じ込めることに成功したムービーといえば、僕が思い出すのは『斬魔大聖デモンベイン』。そこからさらに一手を繰り出してみせたデモベは正真正銘バケモノだったわけですが、『シンシア』にはさらなる一手は用意されているんでしょうか。
 当然でしょう。言葉を取り戻すシンシア。拳銃を振りかざす瀬尾。醜く恐ろしい「外」からキュリオ家を守ろうとする人々。そして、きっと、単なる罪悪感を超えたところでキュリオの家族と接する純夜……。そんな熱く萌える(妙な表現だな)展開を期待するのは、決して間違いではないはず!
 まあ、どっちみちシンシアと戯れられるだけでガチガチに堅いんですが。うむむ、カルテットと2本はきついが、どっちも切りたくない……。翌週すりまりだしなあ。

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