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Diary/2005-11-11

[漫画]ローゼンメイデン「分身と写身」説

 mixiで唱えてたヨタの概要。

  • 『ローゼンメイデン』には、「分身(わけみ)と写身(うつしみ)」というモチーフが頻繁に登場する。
  • ローゼンにとって、アリスは自己愛の投影という意味では写身であり、自己の欠落を埋めるものという意味では分身である。
    • アニマとかアニムスとかの話を聞きかじりで参照。
  • アリスにとって、ドールズは文字通りの分身であり、またそれぞれがアリスの一面を切り取った写身である。
    • ドールズ相互の関係においても同じことが言える。
  • 双子はまんま分身にして写身。
  • ミーディアムとドールはお互いが写身であり、魂を共有する分身である。

 と、以上を前提にして5巻の最後のほうを見ると、物語の必然として全員集合ハーレム成立の理論的裏付けが取れるのではないか、とかそんな話に移行するのですが。

[雑談]メガネっ娘アイドル

 という月刊現代の記事がありましてね。まあ軽くゲンダイクォリティだったんで「きんもーっ☆」っつってスルーしてたんですが、眼鏡っ子由梨事)がちょっと面白かったのと、テーマ的に興味はあるからちょっとこねくり回してみようかなと。そんな感じ。

 まず、現状メガネが流行ってるというのを実感できるほど世情に近い生活してないんでアレですが、ざっと見たところ

  • 芸能界・メディア界に萌えヲタの影響力が増していることによる変化
  • メガネアイドルの自己要因的な増加

この二つは分けて考えねばなりますまい。

 まず前者に関して言えば、ナントカ教授はさすがお茶女ですねって感じだよね。簡単な話でさ、ネコミミやメイド服は装備できなくてもメガネなら問題ないっつーローリスク戦略だと思うよ。実際ハイリスクを取れるAV業界ではコスプレがとっくに珍しくなくなってる。ついでに、ヲタ文化の最先端ではメガネはすでに過ぎ去ったムーブメントなんだけど、知らんよなあ当然。ま、それはいいや。

 で、問題は後者ですね。俺はこれはアイドルの偶像(アイドル)性の観点から合理化できるのではないかと考えている。
 元々そちらの方面に疎いので心許ないんだけども。

偶像としてのアイドル

 idolという英単語の意味が偶像であることからも分かるように、そもそもアイドルとは非現実的な存在だった。現実には存在しないような女の子を演じることで多くのファンを熱狂させることができたわけだ。それゆえにアイドルは神聖不可侵であり、その権威は「神授」……ファン以外の何者かから与えられたもの、であった。山口百恵と松田聖子を比較して、この神授的権威が「民主化」されていく様を論じた文章をどこかで読んだ覚えがあるんだけど、まあ理解できる理屈じゃないかな。
 アイドルの「民主化」に大きな寄与を果たしたのは、恐らくオーディションだろう。「ふつうの少女」が「女神」になる過程をオープンにすることで、あるいはその過程にファンを参加させることで、アイドルは神秘性のかわりに親しみやすさを獲得していった。この方向性を突き詰めたのが、言うまでもなくモーニング娘。であるわけだ。

 しかし、神秘性と親近感がトレードオフである以上、アイドルに神秘性を求めたいファンの行き場がなくなるのは必然だった。その受け皿となったのがアイドル声優だったのではないかと俺は考えている。アイドル声優はラジオやイベントへの出演によって親近感を確保し、同時にアニメなどに出続けることで次元の壁によって神秘性を守った。つまり2.5次元。その方法論によって大成功を収めたのがモモーイこと桃井はるこだ。彼女は饒舌すぎるほどに「素顔」をさらけ出しながら、その身を生ける伝説のままに留め置いている。しかも恐らくはそれをかなりの部分で自らの意思によってコントロールしている。鬼才、というほかないだろう。
 そして、モモーイはメガネっ娘だ。

メガネという偶像性のコントロールツール

 これは俺の持論でもあり、確か季刊エスあたりでも述べられていたことだったと思うんだけど、メガネには感情を隠す記号としての意味がある。だから色気を隠すことによって際立たせるという意味では「スイカと塩理論」は正しいし、最初にリンクした由梨事の記事でいう「意思がある」というのも正しい。つまりそれは、意思が見えない、それゆえに隠された「意志の強さ」を想像させる小道具としてメガネが機能しているということ。

 かつてはゴージャスなドレスがアイドルを「隠す」ツールとして機能していた。だんだんそれが陳腐化して、パンクファッションになったりストリートファッションになったりして、普通の女の子に近付いていくにつれてその機能は失われていった。それはクールではあってもミステリアスではもうないんだよね。バカみたいなこっ恥ずかしい衣装でステージに出るアイドル声優の需要は恐らくそんなところにもあるはず。また、「アイドル声優」たちが一般アーティストと同じミュージックシーンに取り込まれていっている今、惹かず媚びず省みずバカな衣装とバカな歌を貫き通せるモモーイのパワーが増すのも必然なのだ。

 モモーイ礼賛はこれくらいにしてメガネの話に戻ると、「覆面」としてのメガネの需要が、アイドルの神秘性が右肩下がりの風潮から掘り起こされうるものであることはご理解いただけると思う。
 ここでさらに重要なのは、メガネがあくまでも日常的なアイテムだということだ。神秘性はアイドルの武器だが、親近感もまた現代のアイドルには要求される。「真鍋かをりが普段は見せないメガネ姿をブログで披露する」行為が、実に巧妙に彼女のイメージをコントロールした理由がこれで納得できるだろう。メガネは親近感を損ねずに被せられる一枚の神秘のヴェールなのだ。

[MtG]ひたすら大会レポートを読む

 今更ミラディン+神河のスタンダードデッキ覚えて意味があるかは微妙だが……。凶運の首輪の効きかたがどんなもんかようわからん。まあおもろいことはおもろいんだけど。

 しかし、日本の「強豪」の数増えたよねえ。日本選手権だったら上がってくる人数は絶対昔と変わんないわけだけど、実績が全然違う。プレミアイベントの優勝者がいるわいるわ。おかげで全然覚えられんじゃないか。俺なんか塚本俊樹が日本チャンプだった時代のプレイヤーだからなあ……。

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きゃっと・ふぃすと