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Diary/2006-08-27

[漫画]今週のネギま!:ちうと夕映の相克に見る赤松の良心

 先週というべきか。16巻以降の展開は話としてもダウナーだし正直そこまで必死に読んでいたわけでもない。掲載順位も順当に下がっていて侘しさを感じる。が、今週は久しぶりにとてもよかった。いいんちょとか……いやいいんちょはいつもヨイので、ちうと夕映がよかった。

「リーダーなんだから迷うな! 言って聞かない奴はぶっ飛ばせ!」
「迷うことは間違ってはいない。心ゆくまで悩め。」

 どちらも正しい。どちらも一面の真実を言い当てている。そして、どちらかを選ぶ必要はない。ハーレムの素晴らしさだよね。ちうもかわいい、夕映もかわいい、そしてどちらかを選ぶ必要はない。
 非常に理性的で、良心的だと思う。

 これ、武闘会からの流れが活きているね。剣も幸せも、どちらも選んではいけませんか? とか、いずれ来る未来において全てを後戻りできない方向に押し流そうとするであろうアスナの存在とか。マイルストーンとしてのナギとの遭遇とか。
 あとね、ここは、何か一つしか選べない先生たちの姿とも対比すべきところです。タカミチもガンドルフィーニ先生も、グラサンとおばさんもね。そういう意味ではタカミチとアスナのデートも流れの一環だねー。魔法とは、決定されていない状態のことです。「不安定な勝算に賭け、不確定な未来へと自らを投げ込める自己への信頼・一瞬の内面的跳躍」です。

 大人の魔法先生たちが今回に限っては全くの役立たずであることがはっきり示されたのも、俺としては非常に満足なところ。そのへんは前掲記事でもちょろっと書いた。
 なぜなら、超鈴音は未来からの使者だから。彼らは、「未来」には決して太刀打ちできない。「未来」に立ち向かえるのは子供だけ。図書館探検部がフルメンバーで参加してる意味は大きいよー。「わずかな勇気」出したもんね。のどかと夕映。あと、アスナがバンバン刃物出してるのは当然タカミチにコクったからです。

 しかしこの、ネギはわりと自分の目的のためにハーレムを作ってるのに、そのせいで目的意識そのものが揺らいでるっていう構図は非常に面白い。赤松はかなりエロゲギャルゲを研究したんじゃないかとエロゲーマーの俺は妄想するね。

きゃっと・ふぃすと