改装大好き小池さんなのです。ああ、楽すぃ。
そして僕は強くなる
悲しみに負けぬよう
憎しみに負けぬよう
ロストチャイルドテーマソング、「魂の慟哭」の一節です。
今の今までそーゆー方向に考えが向かなかったのが恥ずかしいんですが、これって聞きようによってはヒロイズムの真っ向否定ですよね。
うん。前後の歌詞を吟味すると、精神論とか博愛主義っぽく解釈するよりそっちのが自然そうだ。
その意味を問いかける
悲しみでなく、憎しみでなく、借り物の感情や感傷でなく、
ただ二人が側にいられるのなら
魂の慟哭響かせて
言うものだねェ。こりゃ、僕には「正統派ヒーロー」とやらの完全否定に見えるぞ。「お前らは、弱い」ときたもんだ。「負け」ているんだと。
考えすぎかな?でも、そう考えるとけっこう歌詞に意味が通ってしまうんだ。
正義を謳うヒーローが、その正義によって本当にそこまで強く在れるものなのか、疑問だった者としてはそう考えてしまうね。一般的に言ってオトコノコというのは、正義よりも強さに興味があるものだし。
しかし、最近妙にポエミィなのは、なぜに。
そういう気分なんだろーか。
レイリアの話。というか、このへんは多分全部リンクしてると思うんだけど。
バインドした時点で破滅の運命を背負う契約者が救われるためには、恐らくレイリアとの強いつながりが必要とされるだろう。
これは、純粋に戦闘能力のことでもあるし、
また、戦いに向かう理由のことでもあるし、
また、その中で「悲しみに」「憎しみに」負けるか否かということでもあるだろう。
「魂の慟哭」を上げ続けられるか、ということになるのかもしれない。
ていうか、「魂の慟哭」がレイリアにつながってないヤツ、例えば恐らく颱斗とかは、多分死んじゃうんじゃないかねえ。
こうしてみるとFateを思い出す。あれも結局、「正義」とかいうものを片端から叩き切りまくった作品であると言ってもいいかもしれない。
まあ、士郎はわりとキチガイだからそれこそ死なないと直らないわけですが(笑)、まああれはあれで歪んだなりに真っ直ぐなというか、素直な喧嘩の仕方ではあったわけで、また(セイバーEDが)ああいう結末を迎えたことも、非常に納得できるわけですよ。
また一方で、それがあの狂人の人生の限界であろうということも、思うわけで。表層的に狂っているだけで行動原理は比較的マトモな志貴との違いは、すなわちアルクェイドトゥルーEDとセイバーEDの違いってのはそこなんだろうなあ。
だから多分、根っこのところでレイリアに志向できない契約者は、戦闘で、あるいは戦う理由を見つけられず、あるいは悲しみに憎しみに負けて、死ぬんでしょう。
早く10月29日が来てくれないと果てしなく電波が強まっていきそうです。助けてママン!
■追記
02:52 (Moriyan) いや、ちゃんと書こうと思えば書けると思うけどこう書くのがちょっと恥ずかしかったんだいヽ(`Д´)ノ
02:52 (kei__) 今日のレイリアのところがよくわからん(ノ∀`)
02:53 (Moriyan) ものっそい長文になるから
02:53 (Moriyan) よーするに、レイリアとの愛を生きる目的にできるか、
02:54 (Moriyan) そこが各コンビの行き着く先を分けるだろうという話で
02:54 (Moriyan) そこにFateを重ねてみたんですが。
02:54 (kei__) わかりやすいじゃねえか( ´∀`)σ)Д`)
02:54 (Moriyan) こう書けばよかったのか(ノ∀`)
すでに完璧に季節外れですがががががが。ひかりは終わってるので鈴夏中。
それにしてもだるいなあ。まったりともったりとヤマもオチもなく進行するのは『みずいろ』と変わりないんですが、『みずいろ』と比較してもさらにだるい。評判のいいシナリオを後に回しているせいもあるのかもしれませんが、これは……うーーーむ。
卿さん曰く(3/10)「「みずいろ」は<救済の物語>でなく<イニシエーション>もしくは<きっかけの物語>」である、と。
これは全くその通りで、(日和以外の)どのシナリオでも本編の前後で単なる好いた惚れたとは異なる人間関係変化なりなんなりが起きているわけですね。そしてそれがストーリーに深く絡み、本編を通じて徐々に進行しているシナリオ構成こそが、事件もなにもなく物語を語るねこねこ節の秘訣ではないか、と個人的には解釈してるわけです。
ところが、『ラムネ』ではひかりにしろ鈴夏にしろ、本編中での微妙な変化を示す描写は非常に乏しく、他ヒロインが積極的に絡んでくることもあってまんま夏休みの日記風になってしまっています。
それゆえ、ただでさえ起伏が乏しいのに推進力となるものが失われ、だらしなく伸びた緊張感に欠けるシナリオになってしまっています。
一方で、純粋に日常生活の楽しさを見せようという努力は感じられます。端野なんかはまさしくそのためのキャラクターだといえそうですが、悲しいかな、ねこねこにそんな地力はないんです。それをやらせたらもっともっとうまくやるメーカーがいくらでもあるんだから、独自路線で勝負して欲しかった。
完全に乗り遅れつつ読了。
熱い。
気持ち悪い。
痛い。
好き。
キャラが強烈に生きてる。漫画の面白さって結局それだよな。
ああもう好き。好き好き好き。
赤の7号妹君の代理更新が期待以上に面白い。
いっそ共同運営にすればいいのに(笑)
それはそうと、年食ってからのほうが色々と感動できる、という話ね。
僕もかつては、ドラマなぞ見つつ弟と一緒に無粋な冷やかしを入れたりしたものですが、最近では恥ずかしがらずに見られるようになりました。
フランダースの犬も、小学生のときに見たら泣かなかったのに、(『遠い海から来たクー』はラストでボロボロ泣きましたがね。)高校3年のときに見たら号泣でしたし。
また、そういう気恥ずかしさとは別に、「わかるようになった」作品というのも、また少なからずあります。
これは何年か前には「わからなかった」だろうなあ、という作品の代表格はねこねこソフトの作品群でしょうか。特に120円の冬。また違った意味で18禁な感じで、ステキです。
やっぱり泣きゲーって、そういう意味ではオトナ向けなのかなーと思います。Kanon等を引き合いに出して「18歳未満にもお勧め」とか言う人昔いっぱいいましたが、そーでもないと思うなあ。こっ恥ずかしくて見てらんねーべや。お子様は。
僕ってかなり男女観保守的かも。いやまあそんなこたどーでもいいんですが。
昨日からもう3回くらい通して読み直してるんですが、いや面白いなこれ。うん。実に面白いな。
普通ならこう、「いやあ、漫画って本当に素晴らしいですNE」みたいな感想入れたりするのかもしれませんが、もうキャラが好きすぎて。それどこじゃない感じ。
で誰が好きかっつーとイノさんだったりするんですが。イノさんカッコいいよイノさん。
次は多分裕美子さん。
ん?てことは実は町蔵が好きなんか?
ともあれ、久美子とか裕美子さんとか、なんかエロさとは別の次元で色っぽくてたいへんよろしいと思います。
ていうかこの反応の仕方は、昔の女属性に近いものがある気がする。誰よりよく分かってくれてるのに核心には触れてもらえない感じというか。町蔵の2巻の逆ギレはあれはあれでいいとこ突いてはいるよね。
そんなわけで、個人的には町蔵×ルミコたん熱烈期待ageなんですが、なんか普通の萌えキャラすぎてエロ妄想が沸きにくいです。あー、つか年齢がそもそもムリっつーアレもナニか。
つまるところ人間関係の構築がすごくうまいですNEっていうオチにするつもりだったのにどーして200mくらい離れたところに落下してますか?全く無関係というわけではないけれども。
あと、最初読んだときには良く分からなかった「…楽しいね」の意味が読み返してようやく分かったような気がします。
取り戻したんだってこと。思っていたのとは違うやり方で。
帰ってきたんだなあ。きっと「懐かしい」と思った場所に。
そう思うと泣けてくる。
懐かしいってどういうことだろうね。
原義はどうあれ、普通に使う場合は快い感覚とされています。それはきっと大事にしていたものを思い出すこと。自分の「たからばこ」にしまっていたものに触れられることなのでしょう。
しかし、「たからばこ」に入っているのはかつてのたからものだけではないのではないでしょうか。店頭で眺めたおもちゃのように、憧れたもの、手に入らなかったもの、最初から失っていたもののために空けておいた空白も、大事にしまい込まれてることが多いんじゃないかなあ。
そこに触れられることも、きっと「懐かしい」と感じられることなんじゃないでしょうか。
そして、彼らはそこをこそ「描いて治して」、空白を埋めようとしてるんでしょう。
「かはっあっ!ええほ……」
わたしはお腹を押さえてうずくまる。口元からは胃液が一筋垂れて床に粘性の水溜まりを作っていた。
外から薄闇の差し込む教室で、わたしは数人の男の子に取り囲まれていた。
(ごめん…なさ……許して…)
その台詞を吐くより早く一人の男の子の靴底がわたしの顔に叩き付けられて、わたしの体は教室の床を滑っていた。少し意識が遠のく。
呻きながら起き上がろうとすると、上履きで肩を踏み抑えられてしまった。何度も蹴り付けられたお腹のにぶくて重い痛みがぶり返してきて、わたしはえずきながら床を這いずり回る。
(あ……制服……汚れちゃうよ…)
朦朧とし始めた意識でそんなことを考える。お母さんになんて言い訳しよう。替えの制服はこの間破かれちゃったから……。
それでも、口はほとんどひとりでに、謝罪の言葉をこぼしていた。
「ごめん…なさい……もう……ゆる…して」
「は」
傍で見ていた男の子がせせら笑った。
「お前が花瓶割ったからお仕置きをしてやってるだけだろう?なんでもするから許してって言ったのはお前のほうじゃないか」
そう言って、彼はポニーテールにしているわたしの髪を掴んで顔を引き起こした。
「あぐ……」
「望み通りにしてやってるだけだろうが。そうだろ?」
「あぅ、は……い」
嘘。
わたしのことなんて関係ないの。彼らはただストレス解消がしたいだけで、そのためにどんくさくて臆病でろくな抵抗もできないわたしが好都合なだけ。しかもしょっちゅうドジを踏んでみんなに迷惑を掛けているから、彼らにしてみればこうして「お仕置き」をして遊ぶ口実はいくらでもあるということなのだろう。
わたしはただの玩具なのだ。
「うあう……!」
髪を掴む手に力が込められて、無理矢理顔が引き上げられる。それでようやく、教室の隅で5・6人の男の子に取り囲まれている状況が分かった。でもそんな思考も体のあちこちから走る激痛に押し流されて、私はみっともない喘ぎ声を上げるしかない。
視線を感じる。四方八方から突き刺さってくる。こんなことを繰り返しているうちに視線には敏感になってしまった。例えば右前、少し遠巻きにして視線を投げてくるのは永田君だろう。嘲り、悦び、苛々、無関心、かすかに戸惑い。様々な色の視線は、でもこれだけは一様に、確かな熱気を孕んでいた。
肩の足が外されて、髪を引っ張られる痛みに体が起きる。と同時にもう一度お腹に靴先を叩き込まれて、わたしは今度こそ悶絶した。
「ああ……はあ……」
お腹が痛くて熱い。さっきどこかにぶつけたらしい右手の痛みも、蹴り付けられた頭の痛みも溶け合って、もうどこが痛むのか自分でも分からない。自分の体の状態も曖昧で、また口から胃液を吐き出していることにも気付いていなかった。感じるのは次々に打ち込まれてくる上履きの感触と、熱に浮かされたような雰囲気と、彼らがそれを楽しんでいるということだけ。
私はお人形遊びのお人形さん。せいぜい彼らを楽しませるように鳴くことね。そうすれば、これからもこうして
「おねがい……もう……ゆるしてぇ……」
止めの一蹴りを受けたわたしは、お腹をぶるりと震わせて、気絶した。
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……えー、というわけで、雪月さんに擬人化(擬女化?)してもらったので、喜び勇んで、萌えSSの一つもでっち上げてみるべやーと思って書いてみたんですが、どうして鬱エロSSになってるかな。あるぇー。最近強制終了三姉妹とか話題になってたからこう、明るく楽しくハイテンションかつ萌え萌えでいく予定だったんですが、不思議なことに手が勝手にこのようなものを。
かくなる上は、卿さんが描いてくれるらしいこと言ってたから、そちらに合わせてリライトすることにしよう。うん決めた。そういうことだから頑張ってね卿さん。
あーあー、一応これ言っとくか。
このストーリーは実話を元に再構成されたフィクションであり、実在の団体名・個人名等とはあんまり関係ありません。関係者への問い合わせ等はご遠慮願えますようお願い申し上げます。
なんかすっげぇ面白そうなんですけど。やば、なんか普通に萌えてしまう。「ぼくの かんがえた ちとせしなりお。」といい、この人の時折発揮される謎の電波文才には感心することしきり。
ともあれ、もとぬきさん的解釈によれば、たまきはデフォで主人公を自分のものだと思ってる幼馴染キャラである、と。それって僕が大っ嫌いなタイプなんですが、その認識の甘さに気付いて、意識の逆転が起こった瞬間は逆に大きな萌えポイントとなりえます。
ところが、そこはばっさりカットされている、と。なるほど、それは厳しいなあ。そう考えると、基本的にはナンパゲーでありながらいわゆる萌えゲー的な装いを可能にしたこみパってけっこう偉大やも。
しかし、にわかに気になってきよった。ロストチャイルドを待つ間にプレイしてみてもいいかもしれん。
BBSかよ!
BBSかよ!
サイトの更新状況を必死で見張ってて2時間近くスルーしてたこの悔しさよ。
というか、この奇矯なシチュエーションで僕はいかなるSSを書けばいいんでしょうか。さすがに僕普段こんなことされてないよ。どこから捻り出してきたんですか、中とか。その文字に意味はあるのか。
あと、微妙に本人意識して描かれてるのは気のせいですか?めがねとか。
昨日のfeat.雪月といい、普通にかわいく描かれてて萌えてしまっているのに中の人が自分というこの微妙な感覚。
えろっちいSS書いてハァハァしても辱られてんの僕じゃん。
ガラッ。
ざわざわと、独特の喧騒が漂う休み時間の教室に、一人の少女が入ってきた。
黒髪を短く揃えた、広めのおでこが目を引くめがねっ娘である。
やってくるなり、入り口できょろきょろと視線を視線を走らせ、机に突っ伏して寝息を立てている少年に目を留めた。彼女はぱたぱたと彼に駆け寄り、
「高槻くーん!ねえおきておきておいて」
「るせぇ」
裏拳一閃、綺麗に少女の顎を斜め右下からかち上げた一撃は、その威力で余計な肉が一切付いていなくて本人的にはちょっと不満なのでした、まる。な細身を錐揉みに吹き飛ばした。
べしゃ。
「いたた」
しん、と静まり返った教室で、首をこきこき鳴らしながら少女は起き上がり、
「てへ、おこらいちった」
「死ね」
電光石火のミドルキックを受けて、
ずどん。ずるり。
「うええ、いたーい」
何事もなかったかのように立ち上がる。うららかな昼下がりに突然発生した香港ムービー的空間にヒきまくる周囲の目をよそに再び教室に入ろうとした少女に、入れ替わりに教室に入ろうとしていた少年が今度は豪快な後ろ回し蹴りを見舞った。少女は独楽のように回転しながら宙を舞い、頭から転がるようにリノリウムの床に落下した。そのまま二度三度バウンドし、顔面から倒れて静止する。
ずぎゃっぎゃっぎゃっぎゃ。ぱき。
最後のはめがねにヒビが入った音である。本人はなにやらひくひくと痙攣している。
「あた、いたたたた」
不死身である。
「若本くん。わたしまだなんにも言ってないよ」
「口開くとうぜぇから先に黙らせたんだよ」
まさしくうんざりした表情で若本が言った。今は午後の戦場へ向け英気を養うべき昼休み。どーゆーわけか友人的ポジションに収まっているこの少女に付き合って無駄な体力を消費している場合ではないのだ。
しかし、さっくり切り捨てられた少女は、ふんわりと紅く染まった目元をほころばせて、背景に泡トーンとか花とか色々放出しながら仰角およそ25度の上目遣いで微笑みかけた。
「やだなあもう、そんなに照れなくても」
高槻のサ○ットばりの飛び膝が少女の顔面に直撃。後頭部を板張りの床に叩き付けてそのまま滑り出し、机と椅子を4人分ほど薙ぎ倒して止まった。というか埋まった。
「いた、あだだ、あたたたた」
がらがっしゃんと机の山を崩落させながら少女が起き上がった。他の生徒はすでに安全地帯に退避しつつランチタイムを楽しんでいる。人間の適応力を十字を切って賛美したくなる光景であった。今の一撃で少女のめがねは真ん中からぽっきり折れてほとんどファンキーなアクセサリーと化していたが、少女は「うあー、これで今月二人目の殉職者ですよー」などと言いつつさほど困った様子もない。少女のめがねは伊達であった。
「ううー、二人とも最近蹴り方が洒落にならなくなってきてるよぉ」
ぱんぱんぱんと制服をはたきながら、少女は生徒に説教する教師のように人差し指を立てた。
「いいですか?これでもわたし女の子なんですから、それなりに手加減というものをですね」
「こうか?」
若本のヤクザキックが少女の顔面に極まった。顔に足跡を貼り付けた少女は「/」の字になって吹き飛び、頭から背後の壁に突っ込む。
がちこんっ。どさっ。
今度はぴくりとも動かない。しかし、度重なる衝突によって亀裂を走らせたコンクリートの壁には血の一滴も付着していなかった。なんじゃそりゃ。
しばらくただの屍のようにうつ伏せていた少女だが、突然ぴくりと痙攣するとがばっと起き上がり、みたび教室に駆け込んだ。
「ねえ!これってひょっとしていじめられっ娘萌えってや」
二人合わせて6ゲージ分くらいのコンボが叩き込まれた。
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「ふえ?いやあ、やめてぇ!」
両手足をベッドの柱に括り付けられ、身動きを封じられた少女がもがく。しかし、どんなに暴れても少女の細腕では四肢を戒める縄を解くことはできない。
抵抗する少女の眼前に、黒くて太くて固いプラスチックの塊が突きつけられる。かすかに異臭が嗅ぎ取れた。
「ひっ! だめ……だめだよ、そんな…そんな……太いのぉ」
「お前の都合なんか知ったことか」
「やだぁ! お願い、許してよぉ!」
それを持った男の手が迫る。追い詰められた少女は泣き叫んだ。
「ちょっと、だめ、せめてなまえペンでー! さきっぽが三角になってるマッキー使わないでえ! ていうかおでこがうぜえから落書きするって、ジャイアニズム全開に理不尽な上になんの解決にもなってないよぉ! いやー! およめに行けなくなっちゃううううう!!」
「るせぇ! ガタガタ抜かすんじゃねえ!」
「いやあああああああああああああ!!!」
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正直すまんかった_| ̄|○
こんなんに一昨日の倍くらい時間かかったよ……。なんだか自分の適性がどのへんにあるのか思い知らされるなあ。
このシリーズは微妙に事実を再現していますがフィクションであり、実在の団体名・個人名等はそのまま使ってるわけじゃありませんのでそのへん要注意な。
シンシアのWebラジオようやくきましたー。
えっと、これは前々から思ってたんだけど、ボイスドラマといいこのWebラジオといい、シナリオがしょっぱいね。そりゃあもうシンシア本編のシナリオがしょっぱかったんだからそれは言うまでもないことなんですが、本編と違うのは、地の文がなくて会話のみだから声でゴマかせるという点で、ボイスドラマについてはこれがかなりいいほうに作用していました。
ところが、これがWebラジオとなると、声優のトーク力のなさが浮き彫りになってしまい、まるどこぞの学園祭でマイクを取った素人司会を見るがごとき痛々しさ。「……ハイ、」じゃねーよ!なんだか中の人が中途半端に素に戻っちゃってるとこといい、普通にボイスドラマやってたほうがよかったにゃーという感想しか出ません。製品紹介みたいなことがしたかったのかもしれませんが、これももうラジオで言っちゃってるんですが、もう買えないんだよね。別に続編要望出すほど良くなかったしな、ドラマCD。
よかったところと言えば、冒頭のマリーの痛いポエムと、瀬尾の中の人の暴走っぷりと、公開の仕方がmp3ファイル直リンになったことですかねえ。今までスクリプト部分のソース見て必死にアドレス探してたもんで、右クリックだけで保存できるようになったのは嬉しい限り。
スタッフは最初から、主人公ハァハァしか考えてなかったんだよ!!!!!
なるほど、そう考えればシナリオ展開にもキャスティングにもそこそこ納得はいきますわ。つまらんことに変わりはないが。あの明らかに沙弥香たんに欲情が向かってないシナリオライティングはそういうことだったのか。
いや、製作陣はいくどとなく「主人公萌えるよーかわいいよー」と言ってたわけで、そういう意味ではこんなこと言うのもいまさらなんですが、トークショーで「コンセプトは女の子みたいな男の子が女装してハァハァ」だっつってたんならやっぱりそれがメインなんだろうな。
シナリオがミユキ視点である以上、どうしてもミユキに感情移入してプレイせざるをえないのに、メインヒロインをミユキにやらせること自体が僕には蛮行しか思えませんが、それにしたってあの展開の雑さはなかったんじゃないのか。体験版だけど。ていうか、「女の子みたいな男の子が女装してハァハァ」っつっても、ただそれだけじゃハァハァできないよ。当然その設定を活かすエッチが必要であるわけで、これは体験版の時点では全く見えなかったと言わざるをを得ない。
例えばミユキが女の子っぽいとは言っても、見た目と声を女の子にすればそれでいいってモンじゃないっしょ?そのための気弱な設定だったはずなのに、本編のミユキちゃんは別に気弱でもなんでもなくて、ただのおっとりした男の子。少なくとも体験版の範囲ではね。男らしくないというほどのものではないです。象徴的なのがミユキ帰国時の沙弥香のお出迎えシーンで、「こんなにかわいくなりやがってこのドアホー!」と激昂する沙弥香を、ミユキは微笑一発で黙らせてしまうわけですよ。この時点で沙弥香がミユキをいじめる構図が崩壊しまくりで、なよなよした男の子を愛でる楽しみも、それが逆転したときの興奮もそこにはありません。
これでトガった萌えを語っても、そりゃ単に周りが見えてないだけっしょ。シナリオどころか、コンセプト以前のビジュアルイメージの時点で立ち止まっちゃっちゃそりゃプレイヤーは分からんよ。
ここで原画の双龍氏だけがやたらと分かってる絵を描くのが余計にタチが悪い。ライターも分かってるんだと錯覚してしまう。つか、原画指定はしてるんじゃないの?そもそも企画立案にはライターも参加してるんじゃないの?分からねえ。どうしても分からねえ。
僕が求めてるのは昼夜逆転のギャップによるエロスなので、単純に主人公萌えーと言われても受け入れがたいというのもありますが、どうもそれ以前の問題としてダメダメだなあと思う次第。
……前回といい、どーにもときパクについて書くと長文叩きになってしまうなあ。それだけ企画自体が魅力的だからなんですが。未だにこの企画を考えたチームがあのクソみたいな体験版を出してきたのが信じられません。
えー、最近折に触れて「ちょっとお金が必要なのよねー」とか言ってたり言ってなかったりしたんですが、来ました、その例のモノ。
シンシアふにふに抱き枕キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
横たえてみる。
……なんかこう、キャラがキャラだけに、攫ってきたょぅι゛ょを目の前にしたかの如き罪悪感というか、全てにごめんなさいしたくなる光景だなあ……。
ごめんなさいお父さん、お母さん、息子は今日ダメヲタとして越えてはならぬ一線を越えてしまいました……。
いつまでも悔いてても仕方ないから裏返してみるか。
はわあああああああああああああああああい゛や゛あああああああああああああああああ!!!
見るな!お前らみんな見るな!
ふう。
てなわけで、抱き枕であるからには抱いてみました。
確かにすべすべふにふにわふわふで気持ちいいのですが、想像を絶する心地良さというわけでもないですなあ。
しかしながら、きゅーっと抱き締めたり、顔をうずめてみたりすると、えもいわれずダメな気持ちになれるのもまた事実。
でも一色プリントずれてるし。なんか印刷ゴミ?みたいなの入ってるし。まあこんなものかしら。
一通りふにふにしたあと、隠し場所どうしようかなあ……などと、泥縄極まりないことを考えつつ作業をしてたんですが、なんでしょう、ふと気付くとなにか物足りなさを覚える自分に気が付くわけですよ。
「……」
ごそごそ。
ふにふに。
その後も机とベッドを行ったり来たり。なにこの常習性!しまいには午後9時から快眠ですよ。小学生か。
で、今も(27日午前6時)机で抱きながらこれ書いてるわけで。ヤバい、離れられない。しかも抱いてると即落ちで快眠。単純だなあ、僕。
ただねえ、これ一つ問題がありまして。なまじ実体があるだけに、あんまりにもリアルにシアの抱きごこちを想像してしまって、なんでここにシアがいないんだろうとかわりと本気で考えちゃうんですよねえ。
動かない、喋らない、あくびもしなけりゃおねしょもしない、そんなシアならいないほうがマシなんだよー!うわあああああああああああああん!!
そんな具合で、管理人は順調に妄想と現実に折り合いがつかなくなっているようです。
立ち読みして泣きそうになったので急遽買い。
G戦場ヘヴンズドアの久美子の言葉を借りれば、「なんでわかるの・・・」ってやつですよ。もう由紀くんとシンクロしまくり。女装願望とか女性幻想とか独占欲とか現実逃避とか堂々巡りとか。ああ僕こんなんだ/本当はこんなんかもしれん/こんなんだったらよかったのにが複雑に入り混じってもう大変なことに。
「ひだりかわいいよひだり」「黒川さんかわいいよ黒川さん」までは多分読む人の8割以上が分かるでしょうけど、それ以上を求めるなら由紀にある程度感情移入できることが必須ですね。技術的には稚拙ですが、ある種の人間の心理に鋭く滑り込むセンスを持ってます、この作者。つかなんでもっとうまくなってからこれを描いてくれなかったんだあああああああああああああああと時の涙を見る。勿体ねえ。でも、こなれてきたら描けなくなっちゃうのかな、こういう青臭い作品。
表紙でよこちちを見せたりぱんつを見せたりしてるので、まったり微エロいだけの漫画に見えたんですが、そしてそれはある程度事実ではあるんですが、中身けっこう切ないです。……切ないのか?
あまりにも青臭い、狙いすぎた、歯の浮くようなシーンの数々。ところがそれがすとーんと腹に落ちるんだなー。これはたぶんかなり個人差あるんじゃないかと思うんですが。僕なぞは、あまりにもストレートすぎていっそエロい。
あと、ひだり派か水面派かで言えば僕は間違いなく水面派です。これだけは譲れん。
なんでこんなに紀くんにシンパシー感じるんだろう、僕と紀くんには男性不信の有無とゆー大きな違いがあるのににゃーと思ってたんですが、なんのこたあない、変態だからじゃないか。疑問氷解。
ところで、「なりたい女の子」というヒロイン像はなかなか興味深いですね。ていうか、二次元でも三次元でも好きになった女の子のパターンとしてわりと覚えがーあーあー。
なりたい女の子ってどういう女の子なのかなあ。というか、女の子になりたいってのはどういう感情なのか、ということか。卵が先か鶏が先かって話みたいだけど、それってこの場合卵が食べたいのか鶏が食べたいのかとゆー話になるので、けっこう重要。つまり偶像崇拝か自己愛かというような。
自分にどうしても備わらない部分を求めてるのは確かなんでしょうけど、だったらひだりでいいわけだしねえ。ここで女装癖を単なる変身願望と位置付けるなら、単純に「なりたい女の子」=自分の価値観の中での一番綺麗なものくらいの解釈でいい気がしますが、どうにもそういう風には思えない。そもそも宮野センセの中での女装の意味が今一つ伝わってこないからなあ。だから3巻の海でのあのシーンとか、いまいちなにが言いたいのか分からん。読み切れてませんなあ。このへんが分かれば黒川さんに向いている感情がどういうものか、もう少し言葉にできると思うのですが。
今のところ、宝石を身に着けたいと思うのに近いのではないか、というのが一番正解に近い気がします。だからそう、磨いて磨いてもっと綺麗にしたいと思うのかな。「乗らなくなった」のは、所詮自分が身につけられる宝石などイミテーションでしかないことに、本物を目にして気付いてしまったゆえかも。でも、そうすると黒川さんのための女装とか、海のシーンとかとの繋がりが分からなくなっちゃうので、どうも納得しきれないのですが、ただ少なくとも、由紀が黒川さんに純粋な「女の子」を見ているのは確かなような。
つまり黒川さんかわいいよ黒川さんということさ。